【絶景フライト】イエティ航空302便 マウンテンフライト搭乗記~眼の前に広がるヒマラヤ山脈は圧巻の一言~




2019年GWに実施した、中国東方航空Cクラスでいくネパール旅。

この旅の目的は、中国東方航空Cクラス利用でデルタのMQMを貯めること。

そしてもちろん、ネパールという国を観光するというのも目的です。


ところで皆さん、ネパールといったら何を思いつくでしょうか。

色々有名なものはありますが、おそらく一番有名なのは、世界一高い山エベレストではないでしょうか。

エベレストは言わずと知れた世界一標高の高い山で、またその周りには同じような標高の高い山々が連なり、ヒマラヤ山脈を形成しています。


ネパールはそんなヒマラヤトレッキングの玄関口でもある国で、世界中の山好きな人々がトレッキングをしにネパールを訪れます。

茶髪もせっかくネパールを訪れたので、ヒマラヤ・トレッキングだぜ!と言いたいところですが、とても体力的に厳しいので無理です。

でも、茶髪のような体力が無い人でも、気軽に世界一高い山々を拝める方法があります。


それは、遊覧飛行で空からヒマラヤ山脈を眺めるという方法です!


さて、今回の記事では、このヒマラヤ遊覧飛行に実際に搭乗してきたので、そのチケットの取り方や搭乗記を書いていきたいと思います。

ヒマラヤ遊覧飛行(マウンテンフライト)の概要


引用:イエティ航空公式サイト


記事本編の前に、まずはヒマラヤ遊覧飛行(マウンテンフライト)の概要についてお話します。


このフライトは、名前の通りヒマラヤ山脈を空から眺める遊覧飛行になります。


ネパールの航空会社が実施しており、主にネパール国内線のエアラインである、イエティ航空、ブッダ航空、シムリック航空の3社が運航しています。

各社遊覧飛行はマウンテンフライトという名前で売られています。


どのエアラインでも値段は同じ運賃となっており、194USDです。


予約の方法は、各エアラインのオフィスで直接申し込む方法と、旅行代理店を通して予約をする方法があります。

茶髪の場合は、カトマンズ滞在中にホテルの近くにあった旅行代理店でチケットの手配をしてもらいました。

イエティ航空の場合は、観光客が泊まるホテルが多くあるタメル地区に代理店があるため、旅行代理店を通さずに申し込むことも可能です。

茶髪の場合はこの情報を知らなかったため、遊覧飛行の写真が載っていたホテル近くの旅行代理店で申し込んでしまいましたが、なるべく直接申し込んだほうがトラブル時に安心だと思います。

また、フライトが欠航した際は全額払い戻し、もしくは翌日以降のマウンテンフライトに変更してもらうことができます。

欠航時の手続きは空港のエアラインカウンター、もしくはエアラインの代理店で可能なようです。
(茶髪の場合は欠航しなかったので詳細な手続きは不明です)

さて、説明はここまでにして、ここからは実際のマウンテンフライトの様子について書いていきます。

マウンテンフライトは国内線ターミナルから出発




マウンテンフライトはカトマンズトリブバン国際空港の国内線ターミナルから出発します。

国内線ターミナルは国際線ターミナルとは違う建物で、国際線よりも小さな建物です。

建物入り口には保安検査場があります。





日本では見たことがありませんが、男女で保安検査場が別になっています。

茶髪が訪れた早朝の時間帯は男性用のレーンを女性も利用していました。

男女で分けられている空港を初めて見たので、これも異国の文化なのだなと驚きました。





保安検査場を抜けると、数社のエアラインのチェックインカウンターが並んでいます。

今回茶髪が利用するイエティ航空のカウンターは4つあり、マウンテンフライトのカウンターは左から2つ目のようです。

茶髪の乗る302便の出発時刻は8:00ですが、このときの時間は6時半ごろと早く空港につきすぎたため、まだカウンターに人はいません。

カウンターがオープンするまで、しばしターミナル内で時間を潰します。





チェックインカウンターとは反対側はガラス張りになっており、空港の敷地内を見ることができます。

窓の外にはネパールの国営エアライン、ネパール航空のB757が停まっていました。

現在ネパールへ日本から訪れる場合は直行便が無いためどこかを経由してたどり着く必要がありますが、先日ネパール航空が関空へ直行便を就航させると発表がありました。

近い将来、塗装の機材を日本でも見る日が来ることでしょう。





ターミナル内でコーヒーを飲みながら時間を潰していると、チェックインカウンターに人が現れたので、早速チェックインを行いました。

チェックイン時には、昨日旅行代理店で印刷してもらったEチケットを手渡します。

どうやら茶髪がこの便最初のチェックイン者のようで、座席は1Aを与えられました。

1番前側の座席なので気分がいいですね。

保安検査場を抜けて搭乗口へ




チェックインも無事完了したので、早速搭乗口へと向かいます。

搭乗口は先程のチェックインカウンターの壁を挟んで反対側にあります。

搭乗口の前には保安検査場がもう一度あります。

どうやらネパールの空港も中国の空港と同様で、空港ターミナルへ入るための保安検査と、搭乗前の保安検査の2段階に分かれているようです。


ところでこの保安検査場、他の空港と異なり金属探知用のゲートがありません。

荷物をチェックする機械はあるのですが、本人のチェックは人が触って確認します。

こんなアナログな空港もあるんだなと驚きました。





保安検査場を抜けて搭乗口へやってきました。

国内線の搭乗口は3つあるようで、全てボーディングブリッジはなくバスでの搭乗のようです。

待合室はそんなに広くなく、朝の混雑している時間帯のため席はほぼ埋まっていました。





搭乗口の横には出発便の案内モニターがあるのですが、このように朝の時間帯は始発便が同時刻に大量に出発します。

各社行き先がMOUNTAINになっているものは、全て遊覧飛行です。

マウンテンフライトの便数の多さに驚きます。

やはりネパールに来たツーリストがかなり利用するのでしょう。

一方で、マウンテンフライトの合間にネパール国内の地方に飛ぶ便もちらほらあるようです。

これに加えて国際線の離発着もあるため、朝のトリブバン空港は離発着便で滑走路の順番待ちが発生します。

実はこの滑走路待ちの影響が、後ほど茶髪の乗る便に直撃します…

朝のトリブバン空港は激混み&遅延の嵐





茶髪が今回乗るイエティ航空302便の出発時刻は8時ちょうど。

しかしその時間になってもまったく搭乗が開始される雰囲気はありません。

それどころか、他の8時以降に出発する便の乗客が先に搭乗していきます。

ところでイエティ航空のマウンテンフライトの始発便に301便という便があるのですが、その便の出発時刻も時間は同じ8時ちょうどです。

この便の乗客は30分ほど前に先に搭乗していきました。

なぜ同時刻に出発の302便だけ取り残されているのでしょうか…疑問です。


搭乗口近くのトイレ横の壁には、イエティ航空便専用の案内モニターがあります。

このモニターには、茶髪の乗る302便にはDELAYの文字とDue to subsequenceの文字が。

英語に弱い茶髪にはよく意味がわかりませんが、おそらく空港滑走路が混雑しているか、機材の準備が終わっていないということなのでしょう。

欠航にならないか心配ですが、待つしかありません。





8時25分。搭乗口の近くに行ってみると空港職員のお姉さんが大きな声で何かを叫んでいます。

なんだろうと思い寄っていくと、「302!302!」と叫んでいます。

しかし、搭乗口上の画面を見ても特に案内は出ていません。

よくわからないのでお姉さんにチケットを見せながら302?と聞いてみると、さっさと乗れとの指示。

どうやら302便の搭乗はすでに開始されていたようです。

しかし、ターミナル内の放送はまったくなかったはずなのですが…

危うく乗り過ごすところでした。

こんな感じでバタバタの搭乗です。

いざ機材に搭乗!のはずが…




搭乗口を抜けて、機材までのバスに乗り込みます。

すでに座席は全て埋まっていたので、運転手横の座席に腰掛けます。

ある意味この座席が一番周りが見えてよいかもしれません。





駐機場までは様々なネパールの航空会社の機材を見ながら向かいます。

写真の青色の機材はブッダエアというエアラインのものです。

このエアラインもイエティ航空と同様にマウンテンフライトを実施しています。

この他にも、もう一社シムリックエアという会社もあります。

もしイエティ航空の便が満席だった場合、他のエアラインも選択肢に加えると良いかもしれません。





5分ほどすると今回の機材の後方にバスが停車しました。

いよいよ搭乗だ!と意気込んでいると、空港職員がバスに乗り込んできて一言。


「機材の準備が終わってないから30分ぐらいバスの中で待ってろ!」


えぇ…まだ待たされるんですか…

しかもバスの中はエアコンなど効いていなく暑いのです。

そして車内は満員なのでギュウギュウな状態。

こんなことならターミナルで待たせてくれよ…と思いながら、搭乗までの時間を過ごしました。

オンボロ機材に搭乗&激狭の座席




少し準備が早く終わったようで、20分ほど待たされた挙げ句、ようやく機内に入ってよいとの許可が出ました。

そしていよいよ小さな小型機に搭乗です。

イエティ航空の機材は緑と白の塗装に黄色のラインが入っています。

なんというか、JR東日本の新幹線E5系のような色合いですね。





機内に入り、今回の座席1Aに座りました。

写真を見てもわかるかと思いますが、激狭です!

茶髪は旅行中カメラリュックを背負って旅をしているのですが、そのリュックを足元に置くスペースすらろくにありません。

よく日本のエアラインだと荷物が足元に収まりきらない場合、荷物棚に収納するように注意されますが、このフライトでは特に注意はされませんでした。





今回の機材はJETSTREAM41という機材。

茶髪はこの便に乗るまで聞いたことのない機材でした。

搭乗時はわからなかったのですが、帰国後調べてみると、この機材はイギリスのBAeというメーカー製で1990年代前半から製造されていたようです。

海外エアラインだと、このような日本では乗ることのできない機材に乗れるのも魅力の一つです。







機内を見渡してみると、やはりかなり狭いです。

座席は1-2列の配置となっており、座席総数は29席のようです。

お世辞にも機内は綺麗とはいえず、設備もボロボロです。

この状況だと、おそらく整備状況もあまり良くないだろうなといった印象で、正直この飛行機なら落ちてもおかしくないと思ってしまいました…

※実際、過去に日本人が乗っているマウンテンフライトで墜落事故も起きています。





302便は、定刻より遅れること1時間経った9時過ぎにドアクローズ。

ようやくエベレストへ向けてマウンテンフライトの開始です。

滑走路まで誘導路を移動し、その後ほどなくして離陸。

カトマンズ市内の密集した家々を横目に空へと飛び立ちます。





この日の天気はモヤこそかかっていましたが晴れています。

カトマンズ上空ではモヤがかかっており遠くが見えませんでしたが、徐々に高度を上げていくと青空が広がります。

機窓から見えるエベレストとヒマラヤ山脈は圧巻の一言




離陸してから20分ほど経つと、雲を突き抜けた山が見え始めます。

いよいよヒマラヤ山脈の遊覧飛行のスタートです。

エベレストはカトマンズの北東部にあるのですが、エベレストに向かって往路では左側の窓側に、復路では右側の座席からヒマラヤ山脈を見ることができます。





しばらくすると、更にヒマラヤ山脈に近づきます。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、目の前には帯状の高い雪山が広がっています。

今まで見たことのない高さの山々は圧巻の一言です。







この日のヒマラヤ山脈周辺は快晴とはいえず、雲の合間から高い山々が見えるといった感じでした。

しかしこれはこれで美しいもので、雲から突き抜ける雪山には力強さが感じられます。

目の前には8000m級の山々が並んでいます。

エベレスト周辺にはこのようなたくさんの高い山々が連なっており、地球上でもっとも高い山々は迫力満点です。





ヒマラヤ山脈が見え始めてから30分ほどフライトすると、ついに"あの山"が機窓から見え始めました。


そう、"エベレスト"です。


皆さんご存知のいわずと知れた世界一高い山です。





さらに機体はエベレストに近づきます。


エベレストの標高は8,848m。

頂上付近の酸素濃度は地上の3分の1。

山肌には永久凍土があり、生物が生きることのできない死の世界が広がっています。


こんな恐ろしい世界にも関わらず、徒歩で登頂した人がいるというんですから本当にすごいものです。


窓越しではありますが、世界一高い山の頂上を拝むことができ感無量でした。

茶髪のような体力もない一般人が、こうして世界一高い場所を見ることができるのですから、飛行機はありがたいものです。


この日のエベレスト周辺は風が強いためか、雲が横長に伸びていました。

エベレストを眺めながら、地球上でこの頂上より高い場所は存在しないのか…としばし物思いに耽っていました。

飛行中はコクピットへ入れるサービスがある




マウンテンフライトはツーリスト用のフライトということもあり、いくつか観光用のサービスが用意されています。

その一つがフライト中のコクピットを見学させてもらえるというものです。

離陸後シートベルト着用サインが消灯すると、CAさんが順番にコクピットへと案内してくれます。

コクピットへ入ると、機長さんが前方に見える山を指差しながら山の名前を教えてくれました。

コクピットは小型機のため非常に狭いので、頭上にある計器に触れないよう注意する必要があります。

見学のタイミングは順番のため選べませんが、運が良ければコクピットからエベレストを眺めることもできるかもしれません。

機内シャンパンサービス




エベレスト周辺をフライトしている頃、機内ではCAさんがシャンパンを配ってくれます。

飲み物の種類はシャンパンのみで、他の飲み物は選ぶことはできませんでした。

窓の外に広がる絶景を見ながら飲むシャンパンは格別でした。

2時間のフライトはあっという間




マウンテンフライトが終わり、トリブバン空港に着陸して降機する際に写真のような搭乗証明書が貰えます。

フライトは約2時間ぐらいでしたが、本当にあっという間に終わってしまったという印象でした。

出発時の遅延こそありましたが、そんな些細なことが気にならないくらい素晴らしい風景を堪能できました。

ぜひ今度はネパールの国内線にも乗ってみたいと思うフライトでした。

まとめ

今回はネパールを訪れた際に搭乗した、イエティ航空のヒマラヤマウンテンフライトの搭乗記を書きました。

このフライトは運賃が2万円、フライト時間が2時間程度ですが、その値段からは考えられないほど美しいヒマラヤ山脈の絶景を楽しむことができます。

今回のフライトでは風が強かったためかあまり山には近づきませんでしたが、条件が整っているとかなり山の近くまで飛ぶこともあるようです。

ヒマラヤ山脈周辺をフライトをしている際の絶景はもちろんですが、離着陸時のカトマンズの密集している住宅地、カトマンズ盆地郊外の田舎の風景等も見られる素晴らしいフライトです。

茶髪のような体力のない人でもお手軽に世界一高い山を見ることができますので、ぜひネパールを訪れた際には乗ってみてください。

YouTubeにもマウンテンフライトの動画を同時公開

ところで最近茶髪はブログだけではなくYouTubeにも旅動画の投稿を開始しました。

今回の記事ではマウンテンフライトの搭乗記をブログとして書きましたが、YouTubeチャンネルでもこのフライトの様子を映した動画を同時公開しました。

フライトの様子はもちろんのこと、トリブバン空港のネパール国内線ターミナルの雰囲気も味わえると思いますので、ぜひこちらの動画も御覧ください。

また、なかなかチャンネル登録者数が増えずに困っていますので、ぜひチャンネル登録もお願い致します。





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