【ワンワールド】"ワンワールド・コネクトメンバー"について正規メンバーとは何が違うのか解説します




3大アライアンスのうちの一つである"ワンワールド(oneworld)"。

数十社からなるこの航空連合のメンバーの中に、ワンワールド・コネクト(oneworld connect)という制度があるのを皆様はご存知でしょうか。

今回はこのワンワールド・コネクトメンバーについて解説していきたいと思います。


ワンワールド・コネクト(oneworld connect)とは


引用:ワンワールドの資料より


まずはワンワールド・コネクトという制度について説明します。

この制度は、ワンワールドの正規メンバーまではいかないけど、ある程度のアライアンスの恩恵を受けることができる準加盟メンバーといった存在です。

ワンワールド・コネクトになるには、正規メンバーのようにワンワールドの加盟全社とではなく、最低3社とスポンサー連携(コネクト)を結べばいいようです。

ただし、IATA(国際航空運送協会)の安全監査プログラム「IOSA(IATA Operational Safety Audit)」の認証を得る必要はあるとのことです。

現在のワンワールド・コネクトメンバーはフィジー航空1社のみ


2019年の6月現在、ワンワールド・コネクトメンバーは、フィジー・エアウェイズ1社のみとなっています。

フィジー・エアウェイズの場合は、ワンワールド・コネクトになるために以下のエアラインからスポンサー提携を結んでいます。


▪️アメリカン航空(American Airlines)
▪️ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways)
▪️キャセイパシフィック航空(Cathay Pacific)
▪️カンタス航空(Qantas Airways)


上記の4エアラインはマイレージプログラムなどのサービス面でも提携をしています。
ちなみにこの4社はワンワールドの創設メンバーです。

日本人からするとワンワールドといえば、JAL(日本航空)が有名ですが、残念ながらフィジーエアウェイズとはスポンサー提携をしていません。

ところでフィジー・エアウェイズってどんなエアライン?

ワンワールド・コネクトメンバーの第一号である、フィジー・エアウェイズ。

このエアラインはどのような会社なのかと疑問に思う方もいらっしゃると思うので、ここで少し解説します。


フィジー・エアウェイズは、名前の通りフィジー共和国の国営エアラインです。


さて、ここで皆さんはフィジーがどのへんにあるか即答できるでしょうか。

おそらく大半の方は答えることができないと思うので、地図を載せたいと思います。



引用:GoogleMap


フィジーは南半球のオセアニアにある島国です。

オーストラリアの東側、ニュージランドの北側に位置します。

イギリス連邦加盟国で、首都はビティレブ島のスバという街。

南太平洋のフィジー諸島と、北に500km程離れた保護領のロツマ島に位置する群島国家です。

地形は300余の火山島と珊瑚礁からなる、いわゆるイメージ通りの南の島。

周辺国家には西にバヌアツ、東にトンガ、北にツバルがあります。



引用:https://www.fijiairways.com/en-jp/flights


さて、ここからはフィジー・エアウェイズについて説明します。

フィジー・エアウェイズは首都ビティレブにあるナンディ国際空港を拠点としています。

運行路線はフィジー国内線をはじめ、周辺のキリバス、サモア、ソロモン諸島、トンガ、ツバルなどの南の島々への国際線を中心に、日本やシンガポール、香港、アメリカにも長距離国際線を就航させています。

保有機材は、エアバスがA330-200とA330-300、ボーイングが737-700と737-800となっています。

また、小型機も保有しており、ATR72、ATR42、DHC-6 ツイン・オッターのターボプロップを保有しています。


特に我々日本人として注目すべき点は、2019年2月からJALとコードシェアを開始したことです。

JALはコネクトメンバ-のスポンサー4社ではないため、上級会員でもラウンジ利用やマイル積算をすることができませんが、コードシェアを開始したため、成田~ナンディ路線をJAL便として予約することが可能です。

その際はマイルの積算やラウンジの利用も可能となると思われます。

ぜひ今後はフィジー・エアウェイズ便として利用時のサービスも緩和されることを期待します。

ワンワールド上級会員がワンワールド・コネクトで受けられるサービス


引用:https://www.fijiairways.com/en-jp/one-world-connect/


ここからはワンワールド上級会員のサファイア・エメラルド資格が、ワンワールド・コネクトメンバー利用時にどのようなベネフィットを受けられるのか説明します。


ワンワールド・コネクトメンバー便利用時にサービスを受けられるかどうかは、そのエアラインのスポンサーかどうかで大きく変わってきます。


以下画像はフィジー航空利用時のスポンサーエアラインのマイレージ会員と、それ以外のワンワールドメンバーのマイレージ会員のサービスの違いを示しています。

QF,AA,BA,CXのマイレージクラブの場合


全会員(ランク問わず)

・スルーチェックイン
・受託手荷物のスルーチェックイン
・マイルの積算
・マイルの利用
・フリークエントフライヤーステイタスポイントの獲得(QFのみ)

ルビー会員の場合には、上記に加えて以下サービスが追加されます。

・優先チェックイン

サファイア、エメラルド会員の場合には上記に加えて以下サービスも追加されます。

・優先搭乗
・空港ラウンジの利用


スポンサーエアライン以外のワンワールドメンバーの場合

スポンサーエアライン以外のワンワールドメンバーの場合、ルビー会員の場合は優先チェックインのみ、サファイア以上のステータスであれば、優先搭乗のサービスを受けることもできます。

ただし、上級会員とはいえ、ラウンジにアクセスすることはできません。

フィジー航空を利用する場合、スポンサー以外のエアラインの利用者にはあまり魅力はないかもしれません。

逆にスポンサーエアラインである、アメリカン航空、ブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック、カンタス航空なので、これらのマイレージ会員なら、ほぼ、他のワンワールド加盟エアラインと同様の特典が受けられると思われます。

ぜひ今後JALもスポンサーになって、JGC会員でも上記のサービスが受けられるようになってほしいものです。

まとめ

今回は昨年新設された、ワンワールド・コネクトについて解説しました。

ワンワールド・コネクトは世紀のワンワールドメンバーのワンランク下のメンバーで、スポンサーエアラインのユーザーのみベネフィットを受けられるような仕組みです。

現在フィジー航空のみがこのワンワールド・コネクトメンバーとなっています。

今後JALがスポンサーとなるようなワンワールド・コネクトメンバーが新たに増えることを期待します。


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