【乗り鉄7時間耐久】キングオブ秘境路線"飯田線"の普通列車519M豊橋発岡谷行き乗車記




2019年のお正月。

茶髪は福岡から青春18きっぷを使って、自宅のある茨城県まで帰ってきました。

※ちなみに往路は年末にJALスカイメイトを利用して帰省するのは可能か調べたので、飛行機を利用しました。


鹿児島本線〜山陽本線〜東海道本線と、中国地方や関西圏を横断し、中部地方では途中飽きたので名鉄を乗って豊橋まで戻って来ました。


さて、ここから先東京方面を目指すには、東海道線に乗って静岡、東京を目指すのが一般的かと思われますが、


「そういえば豊橋駅って飯田線の始発駅だよな」


ということを茶髪は思い出しました。

そこで今回の記事では、豊橋駅から飯田線に乗った際の鉄道乗車記を書きたいと思います。

そもそも飯田線とはどんな路線か

飯田線は東海道線の豊橋駅から中央線の辰野駅を結ぶ路線で、全長195.7km、全駅数94駅という路線です。

ローカル線としては異様な数の駅数があることが有名です。

途中天竜川沿いを走り、雄大な渓谷を車窓から眺められる路線で、全国の鉄道マニアに人気の路線でもあります。


さて、この飯田線には有名な普通列車がありあす。

それが519Mという、豊橋駅を10:42に発車する普通列車です。


この列車、田線内と中央本線合わせて94駅に停車するとんでもなくロングランの列車なのです。


この519Mは辰野から先、中央線の岡谷駅まで直通運転をしています。

そのため終点は飯田線の最終駅の辰野駅ではなく、中央本線の岡谷駅なのです。

さて、今回この超ロングラン列車に実際に乗ってきたので、ここからはその際の乗車記録を書きたいと思います。

朝の豊橋駅で2両編成の少ない座席をかけて椅子取りゲーム




朝の10時過ぎ、豊橋駅へやってきました。

今回乗る、豊橋発岡谷行き普通列車519Mの出発時刻は10:42なので、かなり余裕があります。

まずは長時間乗車に備えて駅構内のファミリーマートで飲み物とお昼ごはんのおにぎりを購入。

ロングランに備えます。





買い物をして10時15分ごろに駅のホームへとやってきました。

今回乗る519Mは2番線からの出発のようです。

ホームへ行くとすでに数人の乗客らしき人たちがいました。

おそらく茶髪と同じように519Mに乗って岡谷まで乗り通す人たちでしょう。




ところでこの飯田線、実は他の路線とは少し異なるところがあります。

それは私鉄の名鉄とJRが線路やホームを共用で利用しているのです。

豊橋駅の飯田線ホームには名鉄の列車が入線してきます。

そのため、豊橋駅の改札はJRと名鉄どちらも共用になっているのです。

関東でも昔、拝島駅なんかは西武とJRが共用で利用していましたが、そのような変わった光景を今でも見ることができます。




1本前の10:27発の豊川行き列車が出発した後、しばらくして今回乗る313系が入線してきました。

今回乗るのは2両編成の313系3000番台。

車内はボックスシートのため、進行方向側の向きは座席の取り合いになります。


また、岡谷側の車両にトイレも設置されています。

もし乗車時間7時間超えの列車でトイレがないなんて考えたら絶望ですよね…


車内に入ると、2両編成のためかかなり混雑しており、座席はフルに埋まり立ち客もいるほどでした。

しかし今回茶髪は入線の30分前から並んでいたので、無事進行方向の窓側ボックスシートを手に入れることができました。

7時間耐久スタート!名鉄と分かれ飯田線内を北上



列車は定刻よりも5分ほど遅れて出発。

どうやら東海道本線の列車が遅れていたようで、その列車からの乗客を待っていたようです。

豊橋駅を出るとすぐ近くに車両基地があります。

ここには2両編成の211系や313系が数編成停められていました。

おそらく車両の短さから、飯田線用の車両だと思われます。





飯田線は豊橋駅を出発すると、船町駅と下地駅に停車していきます。


しかしどう見ても写真は走行中の写真です。


実はこの2駅、ちょっと特殊な駅のため停車列車が非常に少ない駅なのです。

先ほど書いたように、豊橋駅の飯田線ホームは名鉄とJRが共同に利用していると書きましたが、じつはこの2駅の区間も名鉄の列車が利用するエリアなのです。


しかし、これらの駅は名鉄の列車は全列車通過。

しかも飯田線の普通列車もすべての列車が停まるわけではなく、一部の普通列車のみが停車する、ある意味秘境駅のような存在です。


そして今回乗っている519Mはこれら2駅を通過する列車のため、実は飯田線前駅停車の列車ではないのです。


まあ細かいことは気にせず、飯田線の長旅を楽しみましょう 笑





下地駅を通過してしばらくすると、名鉄の線路と飯田線の線路が分かれます。

そして名鉄の線路下を跨いで、飯田線は長野県へ向けて北上を開始します。





豊橋駅を出て5分ほどすると最初の停車駅の小坂井駅に到着します。

全94駅中のまずは1駅目です。

こうやって時に書いてみるととんでもない数ですね…

まあ時間も7時間以上あるのでとんでもないのですが。





飯田線は名鉄と別れた後、住宅街の中を走っていきます。

そしてあっという間に次の駅に到着してしまいます。





10:54に豊川駅へ到着しました。

この豊川駅は豊橋側の飯田線の駅では大きな駅です。

豊橋~豊川間の飯田線は本数が多いのですが、ここから先の本長篠駅方面は1時間に1本ほどです。

だんだんと秘境路線の片鱗が見え始めました。





飯田線は豊川駅を出ても、出発してはすぐに停車してを繰り返していきます。


ところで飯田線は駅数がとにかく多い路線で有名です。

この理由は路線の成り立ちを調べるとわかります。

Wikipediaを見てみると、飯田線は私鉄路線(豊川鉄道・鳳来寺鉄道・三信鉄道・伊那電気鉄道)を戦時国有化・統合したことで成立した路線だそうです。

駅はほぼ開通時の沿線集落ごとに設けられており、駅間距離が旧国鉄の地方路線としてはとても短いのが特徴です。


そのため、駅を出発して加速を始めると、すぐに次の駅に向けて減速を始めます。





11:18に新城駅へ到着しました。

この駅では2分の停車時間があります。

2分の停車時間というのは中々微妙な時間です。

飲み物を買うには少し短いし、列車から降りて写真を撮っているとおいて行かれそうだったのでこの駅では降りずに車内にいることにしました。

最初の長時間停車&車窓は平野から渓谷へ




11:42に本長篠駅へ到着しました。

この駅では写真を見ても分かる通り、長時間停車の駅です。

列車の出発時刻は11:59発です。

豊橋駅を出てから最初の長時間停車の駅ということもあり、茶髪以外にもたくさんの人が休憩をしにホームへと降りていました。





先頭車両を見に来ました。

ここで今回乗っている車両について簡単に説明したいと思います。

この車両は313系という車両です。

現在のJR東海の主要車両で、東海道本線や中央本線など色々な場所で活躍している車両です。

飯田線に使われている車両は300番台というもので、2両編成で車内はセミクロスシートです。

ごく普通のそのへんを走っている普通列車の車両のため、とても7時間耐久できるような車両ではありません。

でも、この変わった列車を乗り通すマニアがいっぱいいます…不思議ですね。





ところ本長篠駅の駅舎と反対側はこんな感じです。

駅前には特に何もなく、近所にコンビニもないので特に買い物をすることもできません。

駅舎には行かなかったのでわかりませんが、おそらく自動販売機ぐらいは設置されているのではないでしょうか。





少し外の空気を吸った後、車内へと戻りました。

しばらくのんびりしていると、反対方向からの特急伊那路がやってきました。

この特急は飯田線の中間地点ほどにある飯田~豊橋間を結ぶ特急列車です。

373系の3両編成の列車で、特急列車のわりにはこじんまりとした編成です。





ところで今回座っている座席はこんな感じのシートです。

豊橋駅付近では車内は満席かつ立ち客もいるぐらい混んでいたので窮屈でしたが、本長篠まで来ると乗客はまばらで、車内はほぼ乗り鉄の人ぐらいです 笑

そのため4人掛けのボックスシートを貸し切りで使用することができ、快適に車内で過ごすことができます。





列車を見送った後、車内に出発するとのアナウンスが入りました。

ホームから数人の乗客が再び車内へと戻り、列車は再び北上を開始しました。

本長篠駅を出発すると、先程までの田園風景とは異なり森の中を走り始めます。





しばらくすると、透明感が美しい川の横を走り始めました。

この川は宇連川という名前で、豊川水系の1つです。

飯田線はこの後しばらくこの川と平行して走っていきます。





三河槙原駅で反対方向の列車と入れ違いを行いました。

ところで今茶髪が乗っている車両は313系ですが、飯田線には一世代前の211系も走っているようです。

あちら側の列車は車内がボックスタイプではなくクロスシートのようなので、長時間の乗車には適していそうですね。

ちょっと羨ましいです。





列車は再び走り出し、宇連川と並走したり、山中の集落の横を走っていきます。

ところでこの辺りは山と山に囲まれた谷の部分の集落がありますが、買い物などはどうしているのでしょうか…

一番近い都心はおそらく豊橋だと思うのですが、既に豊橋からは2時間ほど出発してから経っています。

こんな山奥でもそこそこの人が住んでいるんだなと驚きました。





宇連川を途中何度も横切りながら、さらに列車は山奥へと走っていきます。

列車はもう少しで中部天竜へと到着します。

中部天竜駅から先は秘境駅のオンパレード




12:48に中部天竜駅へ到着しました。

この駅は、このエリアの主要駅です。





乗務員さんもこの駅で交代のそうで、2分間の停車時間の間に引き継ぎ作業を行っていました。

よくよく考えると、この列車を乗り通すということは、乗務員さんよりも長い時間列車に乗り続けているということですね。

運転しているわけではありませんが、ただ乗り続けているだけでもかなり体力はしんどいものがあります。





中部天竜駅を出発すると、列車は大きな鉄橋を走っていきます。

鉄橋独特のガタンゴトンという響いた音を山奥に轟かれながら、列車は徐々にスピードを上げていきます。

ところでこの川、天竜川という名前です。

先ほどまで見えていた川は、宇連川という天竜川から分岐して豊橋方面へと流れていく川ですが、この川はちょうどこの辺りから分かれて浜松方面へと流れていきます。

ここから先はしばらくの間、天竜川と共に並走していきます。







時刻は12:57。相月駅へ到着しました。

先ほどまでは駅間は山の中でも駅についたら駅前には開けた土地と集落があったのですが、中部天竜駅を出てからは駅周辺でも山奥になってきました。

中部天竜から飯田線の名前の由来にもなっている飯田駅までの区間は、これぞ秘境路線といったような景色が広がっています。





飯田線は天竜川と交互に入れ替わりながら、更に上流を目指していきます。

このエリアにはいくつもの鉄橋があり、右へ左へとひらすらカーブしながら走っていきます。





13:07。水窪駅へ到着しました。

ところで先ほどの写真にあった相月駅は12:58に出発したので、まだ10分ほどしか経っておりません。

山奥の田舎なので、まあ隣の駅だろうと思ったそこの方、実は大間違いです。

なんと相月~水窪駅の間には、城西、向市場と2つも駅があるのです。

序盤のほうにも書きましたが、飯田線はとにかく駅数が多いことで有名です。

このような山の中でも近距離ごとに駅が設置されており、地方路線としては異様な感覚を楽しむことができます。

そんな不思議な感覚も飯田線の魅力かもしれません。





時刻は13:19。小和田駅に到着しました。

この駅は秘境駅として有名です。

駅前に民家や建物がないことはもちろんのこと、一番近い民家までは50分ほど獣道を歩かないとたどり着けません。

しかも駅に道路が通じてないため、この駅へ車でアクセスすることはできません。

もしこの駅へ訪れたい場合、本数の少ない飯田線を利用するか、幹線道路から1時間ほど徒歩で山道を歩くかの二択になります。

そんな秘境駅のため、鉄道マニアの中では有名な駅です。


ところでこの駅にはもう一つ有名な特徴があります。

それがこの駅名標の横にある標識を見ればわかります。

実はこの駅、静岡県と愛知県と長野県の県境付近に位置しているのです。

左に行けば愛知県、右に行けば静岡県、奥に進めば長野県なのですが、どの方面に歩いていっても近くにはなにもありません。

近くにあるのは天竜川とその上流にある佐久間ダムのみ。

そんな秘境感が鉄道ファンには人気の理由です。





列車は小和田駅を出発し、これぞ秘境といった山奥を走り続けます。

飯田線は駅数も多いことで有名ですが、実はトンネルの数もかなり多いです。

豊橋~辰野間のトンネルの数は全部で138個もあり、その大部分がこの中部天竜~飯田間に集中しています。





トンネルを抜けるとまたトンネル。そして横には天竜川。

こんな光景が永遠と続きます。





13:29に列車は伊那小沢駅に到着しました。

この駅では反対列車との交換をするようで4分の停車時間があったのでホームへ降りてみました。





細いホームの横からは、天竜川を眺めることができます。

駅付近には民家がありませんが、写真の橋の両端には数件の民家を見ることができました。

こんな山奥に住んでいると、車があっても買い物など大変でしょうね…

そもそも近くにお店があるのでしょうか…疑問です。





再び出発し、無数にあるトンネルを潜りながら走っていきます。





トンネルを抜けるとまたトンネル…





そしてトンネルを抜けるとまた進行方向にはトンネルが現れます。

このように、途中長いトンネルもいくつかありますが、それ以上に短い一瞬で抜けるトンネルが無数に存在します。

また、先ほどの写真をよく見ると分かるのですが、トンネルの横に番号が書いてあります。

これは豊橋側からいくつめのトンネルというのを示しており、2つ上の写真は65個目のトンネルのようです。





13:53に田本駅へ到着しました。

この駅も秘境駅として有名です。

写真からはわからないかもしれませんが、片側しかないホームの横には崖が広がっており、ホームの反対側には天竜川が流れております。

つまりこの駅、両側共に駅へたどり着けない構造になっているのです。

おそらくこの駅にたどり着くには獣道のような道を歩いてくることになるのでしょう。





このエリアでは写真のように、進行方向左側に天竜川を眺めながら飯田方面へと進んでいきます。

車窓から深い緑色の清流を眺めながらの列車旅は、贅沢な時間です。





14:10に千代駅へと到着しました。

この駅も秘境駅として有名です。

実はこの駅、2015年度の1日あたりの乗降車数が平均1人と、秘境駅の名に恥じないローカル駅です。

ただ、どうやら駅の周辺には民家があるようなので、先ほどの田本や小和田駅と比較すると少々秘境駅感が薄いかもしれません。

それにしても飯田線には秘境駅が多いです。

まるで秘境駅のデパートのような路線ですね。





先ほどの千代駅を出発すると、次は天竜峡駅です。

天竜峡駅は特急列車も停車するようなこのエリアの主要駅です。





列車が減速を始めて天竜峡駅へ停車するんだなーと思っていると、突如列車がけたたましい警笛と共に急停車をしました。

何事かと思って外を見ると、踏切のバーを無理やり抜けて走り去ろうとしている軽バンが視界に入りました。

どうやらこの車が無理やり踏切内に進入したため、近くにいた歩行者が非常停止ボタンを押して列車が急停車したようです。


それにしてもなんとも迷惑な話です。

この迷惑な車のせいで、乗務員は本部との連絡、復旧のための現場確認等、安全のために作業を行わなければいけません。

しばらくの間運転士が無線で連絡を取り合った後、すごくゆっくりとしたスピードで天竜峡駅構内へと進入していきました。





列車は5分遅れで天竜峡駅へ到着しました。

ここまでは定刻走っていましたが、先ほどの迷惑車のせいで一気に遅延になってしまいました。

列車到着後、駅横の踏切で止められている車両を眺めていた、列車の到着を待ち続けていたであろうお客さんたちが乗車してきました。

天竜峡は観光地の駅なので、今までの秘境駅とは異なり十人程度の乗客が乗ってきました。





本来なら天竜峡駅では3分の停車時間があるのですが、列車は遅れを取り戻すためにすぐに出発しました。

果たして岡谷駅到着までに遅れは回復することができるのでしょうか…





天竜峡駅を出発すると、先ほどまでの山深い景色とは変わり、開けた盆地のような場所を走っていきます。

ここから先はこの盆地エリアを飯田駅へと列車は走っていきます。

飯田駅から先は伊那谷の盆地を眺めながら北上




定刻より3分ほど遅れた14:45に飯田駅に到着しました。

この駅では8分間の停車時間がありましたが、遅れにより5分ほどしか時間がなくなりました。

それでも駅構内の自動販売機に飲み物を買いに行くぐらいならできるので、一度車両から降りてホームへ出ることにしました。





ホームの反対側には、JR東日本の211系長野色がて停車していました。

飯田線はJR東海の管轄ですが、飯田以北ではJR東日本の車両が使われることもあるようです。

また、豊橋始発の特急伊那路号はこの駅が終点です。

ここから先、辰野方面は普通列車のみの運用になります。





飯田駅を定刻で出発した列車は、周りの住宅地や山を眺められ高台を走っていきます。

ところで、この飯田市という街、西側に木曽山脈、東側に赤石山脈に挟まれた盆地の形状をしています。

このエリアのことを伊那谷と呼ぶようで、グーグルマップの衛星画像で見ると、このエリア一帯が山に囲まれた盆地ということがよくわかります。

伊那谷は南北に縦長い形をしていますが、飯田線もこの伊那谷に沿って北上をしていきます。





時刻は15:15。

日も傾き西日が強くなってきた頃、伊那大島駅に到着しました。

この駅では列車入れ違いのために、8分間の停車があります。

せっかくの長時間停車なので、駅中もしくは近くのコンビニでお菓子でも買おうと思ったのですが、残念ながら自動販売機すら見つけることができませんでした…

そんなわけで、先頭車両の写真だけ撮り、再び自席へと戻りました。





伊那谷の盆地エリアを北上しながら、北西や北東に進路を買えながら飯田線は辰野方面を目指していきます。

窓の外を見ていると、雪山が見えました。

おそらく中央アルプスの山々だと思われるのですが、雪山や小高い山々に囲まれた光景は旅情があっていいものです。





日も沈み、小焼けの時間帯になりつつある16:13。

列車は駒ヶ根駅に到着しました。

この駅は列車交換が可能なようで、停車時間が8分間と長めに設定されています。

駅構内には留置線があり、夜間に車両を止めておくことも可能なようです。

また、この駅は駒ヶ岳への登山口としても使われるようで、登山者のような方々が多数乗車してきました。





山の頂上だけ夕日に照らされている美しい光景を見ながら、列車は伊那市駅を目指します。

このエリアは住宅地が広がっており、地方都市といったような様相です。





16:43に伊那市駅に到着しました。

飯田付近からずっと伊那谷に沿って北上してきましたが、この伊那市は伊那谷の北部エリアではかなり大きな街のようです。

短い停車時間にもかかわらず、地元の人が多数乗車してきました。


さて、残すところ長かった飯田線の旅もあと1時間ほどです。

この時の茶髪の気持ちは、もう少しで終わってしまうという寂しいという気持ちよりも、早く着いてくれという願いが上回っていました 笑





すっかり日も暮れてしまった16:59に伊那松島駅に到着しました。

先ほどまでは外も明るく景色を楽しむことができましたが、日が暮れてしまうとそれすらできずにかなり退屈になってきます。

また、既に豊橋駅を出てから6時間半の時間が経っており、身体的にもかなりしんどくなってきます。

腰の痛み、お尻の痛みなどなど…

様々な身体的苦痛、これこそが貧乏列車旅だなーと、謎の悟りを開きそうになっていました 笑

辰野駅からいよいよラストスパート




この写真だけ見るとどこの駅だかわかりませんが、ここは辰野駅です。

17:18に、列車は無事飯田線の最終駅である辰野駅に到着しました。

まずは何より、飯田線を無事完乗できたことに安堵しました。

なぜなら、飯田線は辰野駅までこないと、他の路線に乗り換えることができないからです。

辰野までくれば、最悪車両故障など予期せぬトラブルがあっても、中央線で近くの街まで出ることができるので安心です。

さて、すごく満足しきっていますが、この列車の行き先は岡谷駅です。

辰野からまだ残り2駅が残されています。

飯田線の完乗は完了しましたが、519Mの完乗に向けて気を取り直します。





辰野駅を定刻で出発した列車は、途中川岸駅に停車してすぐに出発。

そして車内にはいよいよ「次は終点岡谷です」のアナウンスが流れます。

ついに長かった飯田線519Mの旅も終わりを迎えます。





豊橋駅から乗り続けること6時間49分。ついに終点の岡谷駅に到着しました。

いやーそれにしても長かった…

豊橋駅から乗った頃は、まだ朝日だったのに、すっかり真っ暗になっています。

また、ホームに降りて一番驚いたのが寒いということ。

写真を見てもわかるように、線路上には雪が積もっており、気温も体感ですが5℃以上低いのではないかと思われます。

雪なんかまったく積もっていなかった太平洋側から、一気に雪山に囲まれた山岳地帯へ来てしまったんだなーと実感しました。





岡谷駅のホームで謎の達成感をしばし味わった後、最後に午前中から約7時間お世話になった座席にお礼を告げて、乗り換えのために中央線のホームへ向かいました。

秘境路線の名に恥じない雄大な景色と、1列車に約7時間も乗り続けられるという貴重な体験をさせてくれた飯田線は魅力たっぷりな路線でした。


キングオブ秘境路線の名に恥じない飯田線。その中の最強の普通列車である519M。

皆様も是非一度乗ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はお正月の連休中に乗車した、飯田線の普通列車519M豊橋発岡谷行きの乗車記を書きました。

乗り通した感想を一言で言うと


「天竜川沿いの渓谷の景色と秘境駅は堪らなかった」


です。


天気がよかったこともあり、天竜川の綺麗な水と、渓谷ならではの深い緑色をした川の色がとても美しかったです。

また、秘境という言葉通りの山間の風景は、日本の原風景を感じさせ、山間部の集落の風景が好きな茶髪には最高の車窓でした。


その一方で、約7時間の連続乗車は、前々日から18きっぷで列車に乗り続けたこともありかなり身体的には厳しかったです。

以前は何日も連続で乗り通しても体力的には問題なかったのですが、腰の痛みなど体力の衰えを痛感しました 笑


さて、ブログの記事的には普段の飛行機の搭乗記とは異なり、鉄道の乗車記でしたがいかがだったでしょうか。

以前から鉄道乗車記は書いてみたいと思っていたので、今回思い切って書いてみることにしました。

このブログの読者の方ならご存知かもしれませんが、茶髪は飛行機好きな一方で鉄道マニアでもあり、今後はこのような鉄道ネタも少しづつ書いていこうかなと思っています。

また、いずれは鉄道に限らず、様々な公共交通機関の乗車記なんかも書きたいなと思っています。

ただ、せっかく書いても読まれないと意味はありませんので、記事を公開した後のアクセス状況や、反響しだいで今後も続けていくか判断しようと思っています。

ぜひお読み頂いた際にはコメントやTwitterのリプライ等いただけると嬉しいです。


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