【ふらっとスカイメイト】第2弾 スカイメイトだけで行く弾丸八重山諸島旅その5〜石垣島から日本最西端の与那国島タッチ RAC741便搭乗記〜




前回の記事は石垣島に到着後、レンタカーで島内を一周した際の出来事を書きました。


前回の記事
【ふらっとスカイメイト】第2弾 スカイメイトだけで行く弾丸八重山諸島旅その4〜ペーパードライバーの運転練習には離島が最適!石垣島をレンタカーで一周〜


今回はその続き、最終日1日の記録を書きたいと思います。

この日は羽田まで帰るだけのつもりだったのですが、ある欲に負けて旅程は大幅変更。

新石垣空港のJALカウンターで突如行き先を変更したところから書きたいと思います。

新石垣空港で突如与那国島行きを決意する



石垣島の東横INNで1泊した後、レンタカーを返却して朝の9時頃に再び新石垣空港に
戻ってきました。

ペーパードライバーにも関わらず、傷を付けることなくレンタカーを返却することができて一安心です。




さて、新石垣空港に戻ってきたわけですが、もちろん今回も航空券など持っていません。


空港の空席情報を見て今回もスカイメイトで決めたいと思います。


といっても、カウンター付近に空席情報が出ているモニターがないので、今回はカウンターで空席情報を聞くことにしました。

早速JALの国内線カウンターへ向かい、石垣島から羽田行きの便の空席があるかを尋ねます。




ところでこのスクショは、宿を出る時にスマホのJALアプリで空席を確認したものになります。

石垣~羽田便は、JTAが運航する便が1日2便あります。

10:50に出発するJTA070便と、夜の19:20に出発するJTA076便です。

この日は連休の後半ということもあり、夜の便はクラスJに1席だけ空席があるのみでほぼ満席でした。

そのため空港へ来るまでは、素直に朝の便で羽田に帰り自宅へそのまま帰るつもりでした。

もう少しで旅も終わってしまうな…なんて気持ちでカウンターへ向かったのですが、


空席情報を尋ねた際のお姉さんの一言でその決意が揺らぎました。


以下JALカウンターにてお姉さんと茶髪のやり取りです。


茶髪「本日の羽田行きをスカイメイトで発券したいのですけど、空席ありますか?」

お姉さん「本日の羽田行き、10:50発と19:20発どちらがよろしいでしょうか。」


この返事を聞き茶髪にはある疑問が浮かびました。

あれ…夜の便って空席無かった気がするのだけど…

もしや空席が出来たということでは…!


茶髪「夜のJTA076便にも空席があるのですか?」

お姉さん「残り僅かですが空席がございますよ。」


やはり空席が出たようです。


この時茶髪の脳内にとある欲望が湧いてきます。

ここ新石垣空港からは、さらに西にある与那国島行きの便が就航しているのです。


もし夜の便を抑えることができるのなら、日中のうちに与那国島を往復しても間に合うのではないか。


そんな欲望が脳内に湧いてきます。


茶髪「すいませんちょっとお聞きしたいのですが、もし羽田まで夜の便で戻る場合、その前に与那国島を往復して帰ってくることは可能ですか?」

お姉さん「少々お待ち下さい。ご確認します。」


カタカタと機械をいじり、待つこと1分ほど。


お姉さん「10:15発の与那国行きと与那国を13:30発で折り返す場合なら空席がございます。

お姉さん「滞在時間が短くなってしまいますが問題ございませんか?」

茶髪「おお行けるのですね!まったく問題ありません!そしたら全部スカイメイトで発券してください!」


ということで、10時過ぎの羽田行きで自宅に帰るはずが、なぜか与那国タッチを決めてから東京へ飛ぶことに変更になりました。




そんわけで、航空券を3枚ゲットしました。

この日のフライトをまとめてみますと…


1レグ目:RAC741便 石垣10:15発→与那国10:50着
2レグ目:RAC744便 与那国13:30発→石垣14:00着
3レグ目:JTA076便 石垣19:20発→東京21:57着


はい、過密スケジュールです。

ところでこの旅程を見てお気づきの方もいるかと思いますが、問題点が2つあります。


1つ目は、与那国島の滞在時間が約1時間しかないこと。

RAC741便で与那国島に着いた後、1時間後のRAC744便で再び石垣島に戻ります。

せっかく与那国島へ行くので、日本最西端の碑を見たかったので、どうにかして最西端の地を踏んだ後、空港に戻りたいと思っています。


与那国島にちょうど良い時間のバスがあるのか…

そもそもバスなんてないのでは…

その時はタクシーで行くことは可能なのか…


いろいろと考えが浮かびますが、その結果は今後の旅行記を読んでいけばわかります。


2つ目は、石垣島に戻ってきた後、夜の羽田行きまで5時間ほど時間があるということ。

新石垣空港にはサクララウンジがないため、どこで時間を潰すのかが問題になってきます。

昨日石垣島はドライブで1周したため、わざわざ空港から出て観光する気にもなりません。

ターミナル内で過ごすことになるのですが、地方の小さな空港で5時間も時間を潰すのが問題です。

こちらもどこで時間を潰したか、今後の旅行記を読めばわかることでしょう 笑


さて、現在時刻は9:50。

このままのんびりしていると最初のRAC74便に乗り遅れてしまいます。

新石垣空港の保安検査場は少なく混んでいるので、急いで保安検査場へ向かいます。

美しき南の島を眺めながら日本最西端の与那国島へ RAC741便搭乗記



保安検査場を抜けて搭乗口8番へやってくると、ちょうど事前改札が始まるところでした。

待合席の一番前の座席で待っていると、その後すぐに優先搭乗の案内が始まりました。

小さな機材なので、わりと荷物が多い茶髪はなるべくはやく機内に入ろうと立ち上がったのですが…


なんと優先搭乗は自分一人でした 笑


こんな地方の離島間を飛ぶ路線でわざわざ優先搭乗する必要はないかもしれませんね。





搭乗口8番はボーディングブリッジの搭乗ではなく、歩いて機材まで向かう必要があります。

それもすぐに駐機場に降りられるのではなく、長い通路を歩きその先の階段を降りることで搭乗することが可能です。


新石垣空港は新しいこともあり、通路内も綺麗で気持ちが良いですね。

それに優先搭乗は自分一人しかいないので、シンと静まり返った通路内にキャリーケースのガラガラという音だけが響いています。





まっすぐ通路を歩いていくと…

曲がり角にぶつかります。

この角から少し歩いたところにエレベーターと階段があり、駐機場へ降りることができます。

車椅子の利用者のことも考慮してエレベーターが付いているところが、さすが新しい空港だなと思います。





ターミナル内から駐機場へ出ると、この景色です。

一面に広がる青空、背後には石垣島の山々。

なんとも美しい景色に、しばし歩みを止めてカメラのシャッターを切ります。

綺麗な景色の前でカメラを構え、ファインダーを除き、シャッターを押す。

この瞬間がとても幸せな時間です。





機体の近くまでやってきました。

今回乗る機材はDHC-8-Q400CCというターボプロンプト機です。

小型機材特有の、扉が階段になっている独特な搭乗方法にテンションが上がります。





機内に入りました。

座席は他のJAL国内線用機材よりも少し小さい座席です。

形も丸みを帯びた座席とは異なり、角ばった形状をしています。

しかし、革張りであり、シートピッチも小型機としてはかなり広めなので、座り心地はかなり快適です。


過去にJGC修行で沖縄離島間をぷちホッピング修行をした際に搭乗したDHC-8 Q100と比較すると十分余裕があります。


過去関係記事
JGC修行第2弾 沖縄離島巡りその2 ~2,3レグ目 一瞬の宮古島と引退間際の超小型機~


このQ100というい機材はすでに引退してしまいましたが、これはこれで一昔前の小型機を味わえて楽しいフライトでした。





さて、今回の機材はDHC8-Q400CCという機材です。


JAL公式サイトQ400CCページ
ボンバルディアDHC8-Q400/Q400CC (DH4) 機内座席配置


ここで少し今回乗るQ400CCについて解説したいと思います。


上のリンクを見るとわかるかと思いますが、Q400CCの元となっているQ400という機材は座席数74なのに対して、Q400CCは50席しかありません。

最新の機材なのになぜ座席数が減っているか疑問に思う人もいるでしょう。


注目していただきたいのは座席数が少ない代わりに、機体後方部分に広い貨物スペースが設置されていることです


これはRACの就航路線に、離島路線が多いことが理由です。


RACが就航している離島は、文字通り他の島々と離れているわけで物資の輸送が大変です。

輸送する場合周りは海ですから、船舶で輸送するか飛行機で空輸するかの2択しかありません。


しかし、船舶の場合は大量の荷物を運ぶことはできますが、スピードが遅く速達するには向いていません。

また海の真っ只中にあるため、海が荒れていると岸壁に船を停泊させることができないリスクもあります。


また、島の人々にとって食べ物や薬といった荷物の輸送は必要不可欠です。

しかも飲食物や医療機関で使用する薬などは新鮮でないといけないため、空輸で送ることになります。


ところが、地方の離島の空港は滑走路が非常に短いため、大型のジェット機は離着陸することができません。


そこでRACが考えたのが、普段使っているDHC8シリーズで貨物輸送ができないかということです。


そんな理由で、RACはDHC8-Q400の製造メーカーであるカナダのボンバルディアと共同で、旅客兼貨物輸送ができるような機材Q400CCを開発したわけです。


Q400のようにたくさんの乗客数はいらないけど、座席を潰して荷物を一緒に運んでしまおう!という考えですね。

これは中々良い考えだと茶髪は思います。

以前使用されていたQ100と同等以上の座席数、かつ荷物も運べる。

これぞ離島が多い日本向けの機材だと思います。





機内の写真を撮ったり、座席ポケットの安全のしおりの写真を撮ったりしていると、プロペラが回りだし滑走路へ向かい始めました。


ところで今回の座席は10K。

この10Kという座席、もし座席指定ができるのならばあまりオススメしません。

それは写真を見てもわかるように、羽根の真下かつタイヤの真横のためです 笑

今回茶髪はスカイメイトで発券したため、自分で座席指定をすることができなかったので仕方がありません。

というか、座席が空いていてスカイメイトという格安運賃で乗らせてもらっているのだから、乗れていることにむしろ感謝しないといけませんね。





滑走路へ到着後、ものすごい轟音と共に滑走路を疾走。

その後ほどなくして石垣島上空へ離陸しました。

この日は天気が良かったため、眼下には綺麗な海を眺めることができました。

ただし、羽根は邪魔です。





機体は小型機とは思えないほど、勢いよく高度を上げていきます。

さすが最新鋭のターボプロンプト機はすごいですね。

その頃眼下には昨日訪れた石垣島北東部分の平久保崎が見えていました。

昨日訪れた時は残念ながら曇っていたため、ここまで綺麗な海の色ではありませんでしたが、この日は快晴のため美しいサンゴ礁を上空から眺めることができました。

ただし、羽根は邪魔です。





しばらく何もない真っ青な海の上を飛んでいると、突如カニの甲羅のような形をした島が現れました。

この島はどうやら鳩間島というようです。

ググってみると、西表島の近くにあるようで、無人島ではなく人口44人の小さな島らしいです。

この島の魅力は上空から見てもわかるように、島の周りに広がるサンゴ礁。

八重山諸島内でもかなり規模が大きいらしく、一面に広がるエメラルドグリーンの海はそれはもう美しいようです。

こんな綺麗な島に、人生で一度は訪れてみたいものです。


ところでこの写真は、羽根を神回避してズームして撮りました。

やはり羽根は邪魔です 笑





そんな綺麗な景色を見ていると、あっという間に機体は高度を下げていきます。

離陸して10分もすると、機内には着陸態勢に入るとアナウンスが入ります。

当然、機内サービスなんかしている時間はないため、飲み物はもちろん飴すらもらえません。

もし飴が欲しい人は、機内に入る際に入口付近に置いてあるのでセルフで貰いましょう。





機体は与那国島を一度通過し、島北部の海上で大きく旋回して進路を西向きから東向きに変更します。

進路を変更した後、機体は更に高度を落とし、最終の着陸態勢に入ります。

その頃窓の外には、日本最西端の西崎灯台が見えました。

上空から見ると、与那国島はサンゴ礁ではなく隆起した岩からできているということがよくわかりますね。





そして機体はさらに高度を落とし、眼下には空港周りの畑や民家が見えてきます。

その後ふらりふらりと横揺れをしながら、与那国空港に着陸しました。





滑走路から駐機場へ移動し、ドアが開きました。


いよいよ日本国最西端の島に上陸です!


余談ですが、この写真は意図して撮ったのではなく、間違ってシャッターを押してしまって撮れたものです 笑

時々電源を切り忘れてて写真が撮れてしまっていることがあるのですが、今回はちょうど駐機場へ降りた瞬間の写真だったので、都合がいいので消さずに使ってしまいました。





飛行機を降りるとそこにはこの景色。


青と雲の白さのコントラストが美しい空。

広々とした滑走路、その奥には東シナ海。


ああ、離島に来たんだなあという気持ちになります。





乗ってきた機材の写真を間近で撮影。

歩いてターミナルに向かうからこそできる贅沢な時間です。





さて、こちらが与那国空港のターミナル。

これを見て皆さんはどう思うでしょうか。

茶髪の場合は、特急が停車する地方都市の駅って印象でした 笑

普通列車は3時間に1本。特急は2時間に1本ぐらい来る地方の駅、そんな印象です。





古びた到着口を出ていよいよ与那国島へ到着です。





先程の到着口をくぐると、目の前には小さな可愛らしいベルトコンベアが現れます。

どんなに小さな空港とはいえ、ちゃんと預け荷物用のターンテーブルがあるのですね。

そんなことに驚きながら、出口へと向かいました。


さて、そんなわけで与那国島に到着したわけですが、この後は折返しすぐ出発する便ではなく、次の13:30発のRAC744便で石垣島へと戻ります。

つまり約1時間半の空き時間があります。


せっかく日本最西端の島にやってきたわけですから、やはりあの有名な日本国最西端の碑を見に行きたいですよね!


そんなわけで、どうやって行くか検討しないといけないんですけど、たかが1時間前ぐらいに突然与那国島に行くことを決めたので下調べなんてまったくしていません。

そこでまずは観光案内所で聞いてみようと思い向かったのですが…

この後、茶髪はまったく予想外の出来事に遭遇します。

その模様は次回のふらっとスカイメイト旅行記で書きたいと思います。

まとめと次回予告

今回は石垣島を観光した翌日、朝の便で羽田に帰るつもりが突如与那国島へ向かった際の出来事について書きました。

朝の9時頃、レンタカーを返却して空港に到着した茶髪は、羽田行きの空席情報をカウンターで尋ねました。

すると、朝ホテルを出たときには空いていなかった夜の19:20発の便に空席があることを確認。

もしや…と思いその便に乗る前に与那国島タッチは可能か調べてもらうと、可能とのこと。

では行ってしまおう!ということで、全てスカイメイトで発券してもらい、突如羽田に帰るつもりが与那国島に向かうことになりました。

与那国行きのRAC741便は、快晴の石垣島と東シナ海の上空を飛行。

美しいエメラルドグリーンの海に囲まれる島々を見ながら与那国への短いフライトを楽しみました。


さて、次回は与那国島到着後の出来事について書きたいと思います。

完全ノープランで島へ着いてしまった茶髪。

無事、目的である日本国最西端の碑にたどり着けるのか。

また、どのようにして島内を移動したのか。

その模様を書きたいと思います。

お楽しみに。


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