【2018春ドイツ卒業旅行】その17~夕暮れと日没後の美しきニュルンベルク旧市街を歩く~|いつの日かファーストクラス

【2018春ドイツ卒業旅行】その17~夕暮れと日没後の美しきニュルンベルク旧市街を歩く~

前回の記事ではニュルンベルク到着後に訪れた、DB博物館を見学した際の様子について書きました。


【2018春ドイツ卒業旅行】その16~ニュルンベルクのDB博物館でたくさんの鉄道車両を見て大興奮~


今回はその続き、夕暮れと日没後のニュルンベルク市内を散策した際の出来事について書きたいと思います。

夕暮れのニュルンベルク旧市街を歩く



DB博物館を出てニュルンベルクの中心地方面へ向かうと、突如城壁が現れました。

ここニュルンベルクには旧市街があり、旧市街を取り囲むように城壁が建てられているようです。





城壁の入り口を潜り旧市街の中へ入りました。

日本にも城下町はありますが、ヨーロッパの城下町はこのような城壁で囲まれているのが特徴です。

いかにもヨーロッパの街並みといった感じでテンションが上ります。





門をくぐってそのまま直進すると、何か近代的な綺麗な建物にたどり着きました。

近くの案内板を見ると、Germanisches Nationalmuseumと書いてあります。

どうやらここはゲルマン国立博物館のようです。

ドイツの芸術や文化を紹介する博物館のようで、古代から現代の物まで、様々なドイツに関係する物が展示されているようです。





先程の国立博物館から少し東へ向かって歩くと、ケーニヒ通りという道にたどり着きます。

この道はニュルンベルク中央駅からまっすぐとローレンツ教会へと繋がっています。

この付近のメイン通りでたくさんのお店があり、人の往来も多い道です。

この時夕暮れ時でだんだんと人の数が減ってきていたので、ヨーロッパの夜は治安が悪いところがあるので、なるべく人が多い道を選んで歩くことにしました。





先ほどの写真にも小さく写っていましたが、ケーニヒ通りを歩いていくとローレンツ教会の前にたどり着きます。

この教会は13~15世紀にかけて建てられたゴシック様式の教会です。

左右対称の高い尖塔が印象的ですね。

せっかくなので少しだけでも中を除きたかったのですが、どうやら時間が遅かったようで入ることができませんでした。

仕方がないのでさらに旧市街の中心地へと進みます。







更にケーニヒ通りを歩いていくと、途中に川があり、その橋の上からの景色が綺麗だったので写真を撮りました。

片側からの景色はどこか昔のヨーロッパの街並みを思わせる建物が川沿いに建っており、旧市街の雰囲気が感じられる一方で、反対側からの景色は新しい建物に今どきのお店が入っていて、都心の雰囲気が感じられる不思議な光景でした。







先程の橋を渡り5分ほど歩くと、中央広場であるマルクト広場へたどり着きます。

ヴェルニゲローデを訪れた際もそうでしたが、ドイツの旧市街と呼ばれる街にはこのような中央広場があり、ここで市場などが開かれるようです。

ただ、ここニュルンベルクの中央広場はヴェルニゲローデのような田舎町とは比べ物にならないぐらい広い広場です。

このマルクト広場には大きな時計台があります。

茶髪がいるときには見ることができませんでしたが、ある時刻になると中から人形が出てきて踊るそうです。

また、クリスマスのシーズンにはクリスマスマーケットが開かれ、たくさんの人で賑わうようです。





先程のマルクト広場からさらにニュルンベルク城の方へ歩いていくと、再び2本の塔が特徴的な教会を発見しました。

この教会はセバルドゥス教会という名前で、1225年に守護聖人である聖セバルドゥスを祀る教会として建設されたそうです。

14世紀に現在のようなゴシック様式の見た目に改築されたらしいです。


先程紹介したローレンツ教会と同じく歴史あるこの教会ですが、両教会とも第二次世界大戦中に大きな損傷を受けて一部は新しく作り直されたそうです。

ニュルンベルクといえばニュルンベルク裁判やナチスの党大会があった場所としても有名です。

これら2つの教会は、ある意味では中世のドイツと近代の第二次世界大戦中のドイツ2つの歴史がわかる貴重な建物ともいえそうです。





さて、のんびり旧市街を歩いていると日も暮れてあたりはかなり暗くなってきます。

茶髪がニュルンベルクを訪れた2月後半は、まだまだかなり寒いシーズン。

日が暮れると一層寒さが強くなります。

さすがの現地の人もこの寒さの中暗くなってからは歩かないようです。

そんな人っ子一人いないニュルンベルクの裏路地をふと覗くと、街灯に照らされてなんとも幻想的な雰囲気です。

そんな少しロマンチックな気持ちでニュルンベルク城を目指します。





だんだんとニュルンベルク城に近づくにつれて、旧に道の勾配が厳しくなってきます。

どうやらニュルンベルク城は高台の上に建っているようです。

そういえばヴェルニゲローデ城も高台の上にあったので、お城というのは高台に建てられることが多いようです。





坂道を白い息を吐きながら登り切ると、再び城壁のようなものが現れました。

そこには何やらトンネルが。

トンネルを通り抜けるとそこは公園のようになっていました。


ところでここはニュルンベルク城、お城はどこに?と思うでしょう。

どうやらお城自体はこの城壁の中にあるようです。

写真はかなり明るくなっていますが、実際に目で見るともうあたりはかなり暗いです。

そんな時間なのでもちろん城内には入ることはできません。

そんなわけでせっかくニュルンベルク城まで来ましたが、城壁だけ眺めて再び来た道を戻りニュルンベルク中央駅方面へと帰ることにしました。

ニュルンベルクソーセージを食す&夜の旧市街散策




人もまばらになったニュルンベルク旧市街を歩いていきます。

途中、何気ない裏路地から塔のようなものが見えました。

現地の人からしたらただの住宅地なんでしょうが、外国人の茶髪からしたら、なんて綺麗な街並みなんだと思います。

あたり一面こんな光景なので、異世界を歩いている気分になります。





ところで時間は夕食の時間帯。

2時間ほど歩いていたため、かなり体も冷え切っています。

そこで、どこかのレストランで暖を取りつつ晩ごはんを食べることにしました。

そして途中で見つけたのがこのお店。

花文字のため読めませんが、たぶんBacg Schanheという名前だと思います。

窓から覗いた時に店内の雰囲気が気に入ったので入ってみることにしました。







店内はこんな感じで、レトロな店内に様々なドイツの装飾品が飾られています。

なんというか、おしゃれですね~

こんなお店に我ながらよくこんな貧乏人丸出しな奴が一人で入れたと思います 笑





もちろんドイツのローカルレストランなのでメニューはドイツ語です。

英語すら話せない茶髪ですので、ドイツ語なんてもってのほかです。


でも問題ありません!

茶髪はこの旅行中あるドイツ語の単語を覚えたのです。

それはWurstという言葉。

これはソーセージという意味なのです。


ちょっと話が脱線しますが、なぜこのwurstという言葉の意味を覚えられたのか、それはベルリンでの出来事です。

地球の歩き方を読んでいて、ベルリンのジャンクフードにカリーブルストという食べ物があると知りました。

ベルリンの旅行記でも書きましたが、それはもう茶髪はカリーブルストにハマり、毎日のように食べていました。

そんなわけでホテルの前にあったカリーブルスト屋さんに買いに行ったのですが、書いてあったんですね、Curry wurstってね。

そこでソーセージ=wurstって覚えました 笑


話を戻しまして、今回茶髪はメニューにあるNürnberger BratWürsuteというものを注文することに。

ニュルンベルクソーセージなるものが有名というのをどこかで聞いたことがあるので、多分それのことだろうと思い注文しました。


それと飲み物は何があるのかわからなかったので、Do you have bier ?と訪ねて、とりあえずビール。

体が冷え切っている時にキンキンのビール飲むとか馬鹿かって自分で思いつつも、頼める飲み物が水かコーラかビールしかないので仕方がありません 笑





しばらくすると、注文どおり冷えたビールがやってきました 笑

さすがにビックサイズだとお腹冷えて大変なことになりそうだったので小さなやつで乾杯。

何度飲んでも本場ドイツのビールは格別です。





その後しばらくしてニュルンベルクソーセージが運ばれてきました。

ニュルンベルク流の食べ方は炭火で焼くらしいです。

なんともビールに合うその味は最高のつまみになりました。

5本では足りず、追加で5本ほどソーセージを注文して満足した後、再び極寒のニュルンベルク旧市街を歩いて駅に向かいました。





お店の前のちょっとした階段ですが、街灯に照らされてなんとも幻想的です。

これがただの路地裏っていうのだから信じられません。





再びマルクト広場へ戻ってきました。

この時の時刻は夜の7時過ぎ。

日本ではこの時間まだまだ人の往来が激しいですが、冬のニュルンベルクではこのように人がほとんどいません。

それもそのはず、この時の気温は0℃。

真冬の真っ暗なこの時間に出歩く人はほとんどいないのでしょう。





夜になると時計台がライトアップされます。

レンガ造りの時計台は、明るい時とはまた違った幻想的な雰囲気です。





夕方は人の多かったケーニヒ通りも誰一人としていません。

冬の寒いツンとした空気の中、ニュルンベルク旧市街を独り占めです。





しばらく通りを歩いていくと、ローレンツ教会へと戻ってきました。

この写真、ドイツ旅行記の中でも3本の指に入るぐらいにお気に入りの写真です。

夜のローレンツ教会はライトアップされて堂々たる風格です。

ところで写真の撮り方が下手くそだから伝わりにくいのですが、実は右上にある光は月です。

肉眼で見ると、ゴシック様式の細かい装飾が闇夜に浮かび上がり、まるでそれが月の光で照らされているように見えたのです。

先程のここまでくる道中の写真を見て分かるように、この付近にいるのは茶髪だけ。

こんな素晴らしい光景を独り占めできるなんて…

としばし感動に浸っていました。


しかしここは真冬のドイツ、10分も感動に浸っていると寒いという別の感情で支配されます 笑

そんなわけで急ぎ足でニュルンベルク中央駅へと向かいます。

夜のUバーンは危険と隣合わせ




ケーニヒ通りを歩いていくと、地下鉄の駅があるという印のUマークがありました。

あまりに寒いので、地下のほうが暖かいだろうということでそそくさと地下へ。

そして、夕方DB博物館を訪れる前にコインロッカーに預けた荷物をピックアップして、今夜のホテルがあるEberhardshof駅へと向かうことにしました。





ベルリンで鍛えたので、なんなくUバーンのチケットを購入。

早速エスカレーターを降りてUバーンのホームへ向かいます。

もうUバーンの乗降なんて余裕っすよ!なんて思っていると…





この写真、ご覧の通りホームの写真ですが、何かピントは甘いしなんとなく隠し撮りみたいな雰囲気ですよね。

実際隠し撮りみたいにさっと写真をスマホで撮ってすぐリュックの中にしまいました。


なぜこんな撮り方をしたのか、それは夜のUバーンの治安の悪さにあります。

ベルリンのUバーンを使った時から思っていたのですが、ドイツのUバーンのホームは基本的に治安が悪いです。

あきらかに恐い顔した兄ちゃん、酔っぱらい、乞食などなど…

そんな人達がウロチョロしています。

ここニュルンベルクのUバーンも例外ではなく、恐い兄ちゃん達がホームをウロチョロ。


しかもこの人達、夜になると増殖します。


ホームに降りてきて茶髪が歩き疲れてベンチに座ると、黒人のあきらかにヤンキー風な恐い人たち数人が何か話しながら近づいてきました。

茶髪の生存本能が、これはマズイ!と思い、平常心ですよ~みたいな顔をしながらすぐに移動。

ホームの端まで歩いていく途中に列車が入線してきたので飛び乗りました。

もしかしたらただの普通の人だったのかもしれませんが、身長2m近い黒人集団が近づいてきたらかなりビビります。

そんな感じでかなりビビりながら目的地のEberhardshof駅へと向かいました。

ようやくホテルに到着!のはずが…

車内もあまり治安のよろしくない夜のUバーンに乗ってEberhardshof駅に到着。

今夜泊まる予定のホテルへと向かいます。

駅の写真を撮り忘れたのですが、あまり大きくない対面式ホームのごく普通の駅で、地上に出ても駅前にスーパーが一軒あるだけのなんの変哲もない住宅地でした。

その住宅地の中をホテルへ向けて歩き出したのですが、ここから問題発生。


迷子です。


スマホでホテルの住所をグーグルマップに打ち込んでその場所にたどり着いたのですが、ただのマンションでホテルらしきものがないのです。


そこからその周辺を歩くこと30分ほど。

謎の小学校らしきところに出てしまったり、行き止まりで飼い犬に吠えられたり色々ありましたが、ようやくホテルの入口を見つけました。

どうやら最初に訪れた場所の近くのようで、一番最初の住所の場所はホテルの裏側だったようです 笑

夜の知らない街ってのは恐いですね、昼だったら多分迷子にならないでしょうからね…

なるべく知らない土地を訪れるときは明るいうちに行動したほうがよさそうです。




なんだかんだでホテルの部屋に到着。

チェックインも旅の後半になるにつれてスムーズにできるようになりました。

この後は翌日の予定を少し考えて、就寝することに。


実は今晩、この旅最後のドイツの夜。


今までの楽しい思い出や苦労を思い出して…


なんてことをする余裕もなく、一瞬で夢の世界へと旅立ったのでした。

まとめと次回予告

今回はDB博物館を訪れた後に訪れた、ニュルンベルク旧市街を散策したさいの出来事について書きました。

ニュルンベルクの旧市街はニュルンベルク城の周りを城壁で囲まれています。

夕暮れの中、その城壁の中を散策しました。

城壁の中にはローレンツ教会やセバルドゥス教会など中世の建物や街並みが残っており、ヴェルニゲローデとはまた違った中世の雰囲気を残した大都市を堪能することができました。

また夕食はニュルンベルクソーセージを食べましたが、炭火で焼いたソーセージはとてもジューシーで美味しく、ドイツのビールとの相性も抜群でした。

その後夜の旧市街の雰囲気を堪能しつつ夜の治安が悪くなったUバーンでホテルへ。

ホテル探しで迷子になり苦労しましたが無事見つけることができて一安心しました。


さて、次回はニュルンベルクで負の歴史について学びます。

この記事の途中でも少し触れましたが、ニュルンベルクという街は、ナチス政権が党大会を開いた場所でもあります。

その党大会の跡地が一部残っているので、そこを訪れたのと、その近くにナチスについて学べる博物館があるのでそこを訪れました。

次回はその際の写真を中心に記事を書きたいと思います。


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