【2018春ドイツ卒業旅行】その14~美しき古城ヴェルニゲローデ城を散策~

前回の記事ではハルツ狭軌鉄道でブロッケン山へ向かった際の出来事を書きました。


【2018春ドイツ卒業旅行】その13~現役の蒸気機関車が引く列車に乗って吹雪のブロッケン山へ~


蒸気機関車の力強い走りで吹雪のブロッケン山へ向かう姿は、鉄ちゃんである茶髪の心に強く残りました。

さて今回の記事はその続き、ブロッケン山からヴェルニゲローデへ戻った後に行ったヴェルニゲローデ城を訪れた際の出来事について書きたいと思います。

今回でヴェルニゲローデ編は最終回です。ぜひおとぎの国の雰囲気を味わってください。

ヴェルニゲローデ市内から山の上にある古城へ




西日が眩しいヴェルニゲローデ市街地へやってきました。

市街地へやってきたのは山の上にあるヴェルニゲローデ城へ向かうため。

街の中心地から山の上までは機関車の形をしたミニ観光列車で行くことができます。

今回茶髪は往路は観光列車、復路は徒歩で帰ることにしました。





市街地から15分ほど観光列車に揺られて、山の上にあるヴェルニゲローデ城駅に到着しました。

ところで列車と言っても線路の上を走るわけではなく、機関車の形をした車が客車を引っ張るという仕組みです。

遊園地の中にあるようなやつです。





お城の門を潜り、山の頂上まで歩いていきます。

急な坂道を上っていくとお城が見えてきました。





お城をグルッと回りながら頂上へ向かいます。

これだけの高さならよじ登ることもできないので、防壁としては最適ですね。

美しき古城 "ヴェルニゲローデ城"を散策




お城の正面へ到着しました。

堂々たる風貌です。

このお城、12世紀のはじめににヴェルニゲローデ伯が要塞として建てたそうです。

その後、幾度も城主が入れ替わり、その都度増築されて今のような形になったようです。


お城の周りまでは無料で見学することができますが、中に入るにはチケット必要です。

チケットは7ユーロ。

お城内の説明はドイツ語オンリーなので、英語が分かる方はオーディオガイドがあるので利用しましょう。

なお、茶髪は今までの旅行記を読んだ方なら分かる通り、英語もさっぱりできないので雰囲気だけ楽しむことにします 笑





チケットを買い、場内へ入りました。

まずは螺旋階段を登り中央の広場へ向かいます。





階段を登り扉を開けると、そこには中庭が広がっています。

ヴェルニゲローデ城は様々な建物で構成されています。

調べてみたところ、改築や拡張を繰り返しながら17世紀後半にはバロック様式の城となり、さらに1858年の大改築でネオゴシック様式が取り入れられ、バロックとネオゴシック、2つの建築様式が混在する現在の姿になったようです。


ところで、ディズニーの「塔の上のラプンツェル」という映画がありますが、そのラプンツェルが過ごした城のモデルではないかともいわれているそうです。

確かにお城の雰囲気や、城下町のヴェルニゲローデ市内のおとぎの国のような町並みを見ると納得です。





さて、ドイツ語がまったくわからない茶髪は、順路が特にわからないので他のドイツ人観光客に付いて行ってお城内を巡ることにしました。

まずはこの重厚な扉から中に入ります。





扉を明けてお城の中に入って狭い通路を歩いていくと、開けた空間にたどり着きました。

どうやら教会のようです。





2階まで吹き抜けになった構造です。

規模は大きくなくこじんまりとしていますが、非常に精巧な作りです。

お城の中の小さな教会で結婚式をあげたらさぞロマンチックでしょうね。





教会の端にある小さな扉を抜けると、お城の各部屋に行くことができます。





まず最初に入った部屋はビリヤード台がおいてある部屋。

貴族の皆さんが遊ぶための部屋だったのでしょうか。





更に先に進むと、広い部屋に出ました。

木製の机や椅子。壁にかかった絵画や装飾品。

いかにも中世ヨーロッパのお城といった趣です。





別の部屋に入るとグランドピアノが置いてありました。

こんな美しい部屋の中でピアノの音色を聞いたら、リラックスできることでしょう。





こんな感じでいくつもの部屋が繋がっており、色々な部屋を見ることができます。

どの部屋も広々としており、壁には様々な室内装飾が施されています。





ものすごく大きいソファーと木製の机と椅子が置いてあります。

ソファーでのんびりとしたり、この机でチェスとかしていたんでしょうか。

なんともいかにもヨーロッパの貴族といった感じです。







お城内には、建物自体の室内装飾の他にも、伝統工芸品や絵画、彫刻などなど…

様々な芸術品が展示されています。

古城散策をできるのはもちろんですが、博物館や美術館巡りも同時にすることができます。





お城内の各部屋を周っている最中、ふと窓の外を見てみると赤屋根が美しいヴェルニゲローデ市内を眺めることができます。

大昔の貴族は自分が統治する街をこんな感じで眺めていたのでしょう。

本当に何から何まで美しいです。





その後も部屋巡りは続きます。

このような豪華な部屋があったり…





メイドの寝室だったのでしょうか。

ベットが置いてある小さな部屋があったり…





机と椅子、棚が置いてある書斎のような部屋があったり…

それはもう本当にたくさんの部屋があります。


日本に帰ってから知ったのですが、なんとこのヴェルニゲローデ城には50ほどの部屋があるらしいです。

順路が一応書いてはありますが、間違いなく一人だったら迷子になると思います。

こんなにたくさんの部屋があるのは、増築や改築をした結果なのでしょうね。





数多くの部屋ツアーを終えて再び中庭に戻ってきました。

どうやら中庭を起点にして、別のルートがあるようです。

そこで今度は2番のルートのほうへ行くことにしました。





細い通路を抜けて…





更に通路を歩いていき…





扉を抜けるとそこには…





先程の見てきたどの部屋よりも豪華な部屋に繋がっていました。

詳しくはわからないのですが、この辺の部屋は城主が使う最も位が高い部屋だったのではないでしょうか。


実はこのお城で一番驚いたのは、この次の部屋です。

祝宴の間というらしいのですが、おそらくパーティーなどをするようの部屋だと思われるのですが、この部屋がとんでもなく美しいのです。

きらびやかな室内装飾、巨大な絵画、重厚な木彫りの彫刻、天井からぶら下がる豪華なシャンデリアなどなど…

これでもかというほどの装飾品で飾られたこの部屋は、ヴェルニゲローデ城のハイライトといっても過言ではありません。


ところでなんでこんな絶賛しているのに写真がないのか疑問に思う方も多いでしょう。

なんとこの部屋だけ撮影禁止なのです。

この部屋を広角レンズで写真を撮ったらさぞ綺麗なことでしょう。残念。


しばらくの間この部屋で過ごし、しっかり目に焼き付けて次の部屋に向かいました。





祝宴の間を抜けて次にやってきたのはこちらの部屋。

これでも十分美しい部屋なのですが、先程の祝宴の間を見た後だとどうしても見劣りします。


この時ふと思ったのが、しょうもないこと。

先程の祝宴の間でパーティーに疲れ、ちょっと休憩と思いこの部屋にやってくる。

同じように休憩しにきた美女としばし談笑して…

なんてしょうもない妄想をしておりました 笑





そんな邪念の塊の茶髪を罰するためでしょうか。

少し歩いていくと銃が置いてありました。

中世に使用されていた銃なのでしょうか。

この銃で城に攻めてきた敵兵と戦っていたのかもしれませんね。





他にも緑色を基調とした部屋があったり…





赤色を基調とした豪華な部屋があったりします。

ところで、この2番のルートは1番のルートよりも広い部屋、しかも装飾も豪華な部屋が多い気がします。

先程も少し書きましたが、これらの部屋は位の高い人、城主に関係のある人たちが住んでいたのでしょう。





さらに先に進むと木の彫刻で装飾された寝室がありました。

きらびやかな室内装飾もいいですが、木が基調のシックなデザインもこれはこれで良いものです。





窓の外を覗くと、だいぶ西日が傾いて日暮れが近づいていました。

あまりゆっくりしていると真っ暗な中歩いて市内まで帰ることになってしまいます。

後ろ髪を引かれる思いですが、少し早歩きでお城の外へ向かいました。





お城の外に出て城壁の上から市内を眺めてみました。

西日に照らされたヴェルニゲローデ市内はそれは美しい風景でした。


さて、日暮れが近づくと気温がかなり冷えてきます。

市内からお城まで来る時に使ったミニ列車はもう終わってしまっていて、帰りは歩いて市内まで向かう必要があります。

あまりのんびりしている極寒の真っ暗な山道を歩くことになってしまうので、急いでホテルまで戻ることにしました。





お城から市内までは遊歩道があり、車を気にせずに山を降りることができます。

ドイツの冬の田舎の空気を吸いながら、市内へと向かいました。





歩くこと30分ほどでヴェルニゲローデ市内へ。

この日は朝からブロッケン山へ行き、午後はお城散策。

しかも最後は山から徒歩でホテルまで帰宅。もう疲労困憊です。

この後は晩ごはんを近くのレストランで食べて、ホテルへ戻り、泥のように眠りについたのでした。

まとめと次回予告

今回はハルツ狭軌鉄道でブロッケン山へ行った後に向かった、ヴェルニゲローデ城を散策した際の出来事について書きました。

ヴェルニゲローデ城はあまり日本では有名ではないですが、その評判とは逆にすごく美しい古城でした。

お城には50もの部屋があり、各部屋には綺麗な装飾や工芸品が置いてあり、中世のお城の雰囲気を楽しめると共に様々な展示も楽しむことができました。

それになんといっても祝宴の間はとても美しい部屋でした。

巨大な絵画や、美しい室内装飾は、まるで物語の中の貴族が使うような部屋で、こんな部屋が本当に存在するんだと驚きました。

ヴェルニゲローデ城はあまり日本では有名ではない古城ですが、その知名度は裏腹にとても美しいお城でした。

ドイツ観光で他の人とは一味違う旅行をしたい人、マイナーな所に訪れたい人にはぜひヴェルニゲローデをおすすめします。


さて、翌日はヴェルニゲローデを出て、ニュルンベルクへ向かいます。

目的はDBの鉄道博物館へ行くことと、ナチスの歴史を学ぶためです。

次回はヴェルニゲローデからニュルンベルクへ向かった際の出来事について書こうと思います。

お楽しみに。


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