【2018春ドイツ卒業旅行】その8~ベルリン観光(中編)美しきドームのベルリン大聖堂&DDR博物館で"東ドイツ"を知る~

前回の記事ではベルリン観光の前編、カイザーベルク教会やブランデンブルク門、ドイツ連邦議事堂を訪れた際の出来事を書きました。

【2018春ドイツ卒業旅行】その7~ベルリン観光(前編)美しき構造物と戦争の面影~

今回もベルリン観光の続き、ベルリン大聖堂とDDR博物館を訪れた際の出来事を書いていきます。

目的のバス停を通り過ぎてベルリンタワーまで来てしまう

ブランデンブルク門の近くからバスに乗り、ベルリンタワーの方角を目指します。

まずはベルリンタワーの少し手前にあるベルリン大聖堂を目指します。


ところで、バスってのは難しいです。

何が難しいって、知らない土地だと自分が今どこを走っているかがまったくわからないのです。

鉄道だと線路があるため、地図と方角を見ておけば、なんとなく自分がいる位置と向かっている方向がわかるのですが、バスの場合は突然道を曲がったりするのでわけがわからなくなります。


なんでこんな言い訳をしてるかといいますと…





最初に訪れる予定だったベルリン大聖堂のバス停を通り過ぎてなぞの教会の前まで来てしまったからです 笑

Googleマップで道案内を出していたニもかかわらず、ベルリン大聖堂はデカイから近くまできたらわかるだろうという慢心で見事に通過してしまいました。

慣れない土地では用心深く動かないといけませんね。


ところで写真に教会が写っていると思います。

せっかくここまで来てしまったので、この教会に立ち寄って行くことにしました。








この教会はマリエン教会というようです。

残念ながら教会内は撮影禁止とのことで写真はありませんが、木製の椅子と吹き抜けの内部はいかにもヨーロッパの教会といった感じでした。


教会内を少し散策した後、この日朝から歩きっぱなしで少し疲れたため近くの公園で休憩することにしました。


(※動画のため通信量に注意してください)


ベルリンタワーとマリエン教会を眺めながら休憩していると、ちょうどお昼頃だったため教会の鐘が鳴り始めました。

少し肌寒いですが、晴天の中ぼーっとしながら鐘の音を聞いていると心が安らぎます。

10分ほど休憩した後、本来の目的であるベルリン大聖堂まで歩いて向かいます。

美しきドーム屋根のベルリン大聖堂





先程の教会から10分ほど歩くとベルリン大聖堂の前にたどり着きます。

ドーム型の建物が印象的です。

この聖堂は1905年にヴィルヘルム2世の命令により建て替えられて現在の姿になったようです。

第二次世界大戦中に被害を受けましたが、1993年に修復されて現在の姿を取り戻したようです。





ベルリン大聖堂の横には旧博物館があります。

この周辺は博物館島といって、いくつかの博物館が集中しているのですが、その博物館の中の一つです。

この博物館島と周辺の歴史的建造物は世界遺産にも認定されています。

今回茶髪は時間がなかったので博物館には入場しませんでしたが、すべての博物館をゆっくり巡るのも楽しいかもしれません。





さて、ベルリン大聖堂の内部に入りたいと思います。

建物に近づくと、隅々まで彫刻が彫らていることがよくわかります。





内部へは正面右側の入り口から入ります。

入り口を通ってすぐにカウンターがあり、そこでチケットを購入します。

入場料は大人7ユーロでした。

クレジットカードを使うことができたので、茶髪はカード払いで支払いました。


ところで余談ですが、ドイツは高額な紙幣で支払うことをトコトン嫌います。

茶髪の前の観光客が、10ユーロ札を出すと、コインで払いなさいよ的なオーラ全開でした 笑

10ユーロなら受けとってもらえますが、問題なのは100ユーロ紙幣です。

日本でいうとこの1万円札みたいなものですが、この紙幣、お店によっては受け取ってもらえません。

茶髪も一度経験したのですが、お釣り足りないわって言われたり、使えてもものすごく嫌そうな顔をされます。

なるべく100ユーロ紙幣は両替で手に入れないことと、もし手に入れてしまった場合は空港など外国人がたくさん利用するところで使用したほうがいいかもしれません。


話がそれましたが、いよいよベルリン大聖堂に突入です。

入り口から通路を少し歩いて扉を抜けると…





そこには広々とした壮大な空間。

人間ってあまりに感動すると口を開けて固まるようで

写真を撮るもの忘れて圧倒されてしまいました。





上を見上げて見ると、ベルリン大聖堂の象徴でもあるドーム状の屋根はいくつかのモザイク画が装飾されています。

このドームの修復は2002年に終わったようです。

昨日訪れたケルン大聖堂もすごかったですが、こちらのベルリン大聖堂も負けていません。

ドイツ内にはこのような大聖堂がいくつもあるということがすごいですね。





中央の教壇の周りも豪華な装飾がされています。

これだけ立派な教壇だと、キリスト教じゃない茶髪でも祈りを捧げたくなってしまいます。





大聖堂には2階席もあり、そこから聖堂内を見渡すこともできます。

唯一今回残念だったのが、写真左側を見るとわかると思いますが、パイプオルガンが修理中だったことです。

この立派なパイプオルガンの響き渡る音色を、大聖堂内でゆっくりと聞いてみたいものです。

ベルリン大聖堂はまるでダンジョン

ところでベルリン大聖堂の楽しみはこの吹き抜けの聖堂内を見ることだけではありません。

実はドーム状の屋根部分にある展望台に登ることもできるのです。

次はその展望台を目指したいと思います。


先に感想を言ってしまうと、この展望台を目指す道中が、RPG感があってものすごく楽しいです 笑





先程の2階席に登ってきた階段を更に上に登っていきます。

当たり前ですが、古い建物なのでエスカレーターやエレベーターはありません。

地道に自分の足で登っていきます。





途中ベルリン大聖堂の模型や、彫刻が置いてある展示室に寄り道しながら更に上を目指します。

ここまでは普通の階段や展示室だったのですが…





だんだんと道が細くなっていきます。

階段を登って、細い通路を歩き…

また階段を登って細い通路を歩いてをひたすら繰り返します。





途中小さい窓から外の風景を見ることもできます。

外観の彫刻の後ろ姿を盗み見できます 笑

上へ登ってくると、だんだんと階段が細く、しかも急になってきます。





こんな感じで細くて狭い階段をひたすらグルグル回りながら登っていきます。

ひたすら薄暗い通路と階段を歩き続けます。





途中こんな隠し扉があったりして、探検感が掻き立てられます。

ところどころ鍵がかかっている扉があってフェイントをかけられたり、扉を抜けた先が行き止まりだったりしてRPG感がすごいです 笑





階段をひたすらグルグル…グルグル…

だんだん自分が今どこにいるのかわからなくなってきます。





15分ほど階段を登り続けて、そろそろしんどくなってくる頃、ようやく外の光が!

扉を開けるとそこには…





ベルリンの都心の風景が広がっています。

眼の前にはベルリンタワーや先程訪れたマリエル教会、赤の市庁舎を見ることができます。







展望台は写真のような細い通路で繋がっていて、360度あらゆる方角を楽しむことができます。







ベルリンの風景をぐるっと一周見渡して、外の空気を思いっきり吸った後、また先程の細い通路を降りて出口へと向かいました。

お昼ご飯は再びカリーブルスト

ベルリン大聖堂を堪能した後、ちょうどお昼ごろだったので昼食を食べることにしました。

といっても、どんなお店があるのかはまったく調べていなかったので、近くを歩いてレストランを探しました。


するとちょうど良さげなお店があるので入ってみることに。

しかしなかなか店員さんがやってきません。

勝手に空いている席に座っていいものかわからなかったのでその場で待っていると、赤髪ウエイトレスがやってきて、さっさと座りなさいよ的なことを言われたので、ちょっとイラっとしながら座席に座りました。


ところで、席についたはいいもののメニューがありません。

「?」な顔をしながらキョロキョロしていると、イケメンお兄さんが笑顔で何やら端末を持ってきました。

その端末がこれ。




どうやらこのお店はこの端末で自分の欲しいものを注文して、食事ができたらこの端末がお知らせしてくれるので、カウンターまで自分で取りに行くという仕組みのようです。

先程の赤髪の姉ちゃんと違って、イケメンお兄さんは丁寧に教えてくれました。感謝です。


そんなわけで、早速注文。

カリーブルストにハマっていたので、飲み物とカリーブルストを注文しました。




やってきました、カリーブルスト。

昨日食べたのはいかにもジャンクフードって感じでしたが、こうやってお皿に盛られてナイフとフォークが付いてくると少し高級感が増します 笑

お味の方は、ただのケチャップではなくて、スパイスが混ぜてあって美味しかったです。

完食後、ドイツ語も英語も喋れない日本人に真摯に対応してくれてありがとうございましたの意味でチップを置いて、次の目的地に向かいました。

東ドイツを体験!DDR博物館



昼食を食べ終えて、次の目的地であるDDR博物館にやってきました。

場所はベルリン大聖堂の裏側なので、すぐにたどり着きます。


このDDR博物館、名前の通り、旧東ドイツ(DDR)をテーマごとに展示した博物館です。

秘密警察の盗聴システムや、東ドイツで流行っていたもの、当時の一般的な庶民の家などが再現されており、DDRの日常を体感できる博物館です。

入場料は大人9.5ユーロです。


ところで、皆さんは東ドイツというとどんなイメージがあります?

茶髪は、監視社会、西ドイツに比べて貧乏で厳しい生活など、何か暗いイメージを持っていました。

しかしこの博物館に行って少し考えが変わりました。

実際、秘密警察など闇の部分もありますが、そんな中でも庶民の生活は明るい部分もあったのではないかと思います。


そういう印象を受けたのはこの博物館のユニークな展示方法や、ポップな見せ方によるものかもしれません。

そんな雰囲気が少しでも伝われば幸いです。

さて、博物館に入ってみましょう。




チケットを買って入場すると、まずはこのような写真が描かれている棚の部屋に出ます。

この棚を開けてみると…




当時のお菓子やグッズなどの日用品が入っていたり…




ドイツといえばカメラ!ってことでカメラが入っていたり…




スポーツ用品とオリンピックのメダル数の説明が書いてあったり…

様々な東ドイツの情報が実際の物と文章で説明してあります。

まあ、茶髪はドイツ語も英語も読めないので、文章の説明は一切わからないのですけどね 笑

でも、棚を開いて物を見るだけでもなんとなく当時の東ドイツを理解することができます。

実物や写真があると非常にわかりやすいですね。




この棚の横には車が展示されています。

どうやらボルボのリムジンのようで、政府の要人が使っていたようです。




リムジンの近くにはシュタージが使っていたであろう盗聴室の展示もあります。

ところでこの盗聴室、なんと実際にヘッドホンを付けて資料館の中を盗聴することができるのです。

ヘッドホンの上に写っているボタンを切り替えると、資料館の盗聴エリアを切り替えます。

茶髪も赤い椅子に腰掛けて、何を言っているかわからない盗聴先のドイツ語を聞きながら、タイプライターに日本語で「気分はシュタージ」と打ち込んでおきました 笑




この車の近くには、何か怪しげな扉があります。

写真をよく見てもらうとわかると思うのですが、これはエレベータの入り口です。





中に入るとこんな感じで結構広いです。

しかもこのエレベーター、実際に当時の雰囲気を体験することができます。


(※動画のため通信量に注意してください)


体験できると言っても実際に上り下りするわけではなく、あくまで音や振動を再現しているだけです。

とはいっても、途中電気が消えたり、結構リアルなので面白いです。

もし当時のようなエレベーターが現実にもあったら、ちょっと怖くて乗りたくないですね…





エレベーターを抜けた先は、当時の一般家庭を再現した展示がされています。

リビングがあったり…





キッチンがあったり…





お風呂やトイレまで再現されています。

特にこのエリア、なんともいえない殺風景な感じがいかにも共産圏の雰囲気を醸し出しています。

このエリアを眺めた後は、先程のスペースに戻ります。




一番最初に見た色々な棚のエリアを奥へ進んでいくと、こんな大型の映写機が現れます。

何がすごいってコレ、実際に動いているのです。




映写機の先には東ドイツの当時の工業だったり生活の風景などの映像が映し出されていました。

どうやら当時のニュース映像らしいです。

こんなところからも当時の庶民の生活が垣間見えます。





更に進んでいくと、ジムソンというバイクが展示されています。

ブログを書くときに少し調べてみたのですが、どうやら当時としては結構高性能なバイクだたようです。

なんとなく東ドイツの工業というとあまりよろしくないイメージがあったので意外でした。


ところで、このエリアの右側のほうには当時流行っていたヌーディストビーチのムフフな写真が展示されています。

ただこの画像を載せると色々問題がありそうなので、気になる方は現地へ赴きください 笑





そして、最後はDDR博物館の目玉展示といっても過言ではない、実物のトラバントの展示です。


トラバントとは、1957年~1991年まで東ドイツで生産されていた大衆車です。

このトラバント、知っている人には悪名高きというか…数多くの伝説があるのですが…


まずはなんと言っても34年間も生産されていたということ。

34年も特に大きな改良もなく同じ車を生産し続けていたのです。

この時代、西ドイツやヨーロッパ諸国の経済成長力は大きく、ちょっと隣の西ドイツに行くとそこにはトラバントよりも高性能で最先端の車がわんさか走っているわけです。

そんな車たちと比べると、東ドイツの経済力の無さが際立ちますよね…


またこの車、外装がペラッペラです。

なんと外装がフェノプラストというプラスチック素材で作られているのです。

薄っぺらいプラスチックでできている車なんて安全性のかけらもありませんね…

まあそもそもスピードが全然出ないので問題ないのかもしれませが 笑

まあこんな感じで突っ込みどころ満載な車ということがわかっていただければと思います。


さて、そんなトラバントですが、なんと車内に入って実際に運転することができます!

ご覧あれ!茶髪の華麗?なハンドル捌きです!


(※動画のため通信量に注意してください)


いやー下手くそですねー 笑

ペーパーゴールドになりつつある人間が久々に運転するとこうなります。

なにはともあれ、シュミレータではありますが動画のようにハンドルやアクセルを踏んで体験できるので、非常に面白かったです。


ところで茶髪が運転している時に、何故か助手席に金髪少女が乗り込んできました。

偶然ではありますが、狭い車内でお互いの距離が近い状況下でブロンズヘアーの美女とドライブするというなんとも贅沢なシチュエーションを味わうことができました 笑

東ドイツに感謝です。


さて、トラバントの運転を堪能してDDR博物館をちょうど一周しました。

あまり面積は広くないので、あっという間に周り終えてしまいます。


この後は、あの有名なチューの絵があるイーストサイドギャラリーに向かいます。

その模様は次回の記事で書きたいと思います。

まとめと次回予告

今回はベルリン大聖堂とDDR博物館を訪れた際の出来事を中心に書きました。

ブランデンブルク門周辺の観光後、バスでベルリン大聖堂を目指しましたが、降りるバス停を間違えてマリエン教会の前へ。

本来なら寄る予定はありませんでしたがせっかくなので入ってみると、綺麗な教会にびっくり。ミスも時々は悪くないなと思いました。

次に本来の目的地であるベルリン大聖堂へ。

中へ入ってみると、壮大なドーム状の屋根と装飾品に圧倒されました。

聖堂内の散策の後は、展望台へ。

展望台へ向かう道中はRPG感満載で、上り階段は疲れましたが楽しむことができました。

その後近くのレストランで昼食を食べて次の目的地であるDDR博物館へ。

DDR博物館は体験型の展示が多く、ドイツ語も英語を読めない茶髪でも十分に楽しむことができました。

展示内容を見ると、今まで暗いイメージを持っていた東ドイツですが、庶民の生活は案外楽しい部分もあったのかなと少し印象が変わりました。


さて、ベルリン大聖堂とDDR博物館を満喫した後は有名な絵があるイーストサイドギャラリーへ向かいます。

ついにベルリンの壁とご対面です。

色々なイラストが書いてあるとはいえ、ベルリンの壁はベルリンの壁。

負の歴史と現在の明るいベルリンが融合しているのを感じにいきます。

その後は乗り物マニアとしては外せないスポットであるドイツ技術博物館へ向かいます。

その模様は次回の記事で書きたいと思います。

お楽しみに。


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