【2018春ドイツ卒業旅行】その6~ICE859号でドイツを一気に横断&ベルリンのスーパーで苦難の末に不味い水を買ってしまった話~|いつの日かファーストクラス

【2018春ドイツ卒業旅行】その6~ICE859号でドイツを一気に横断&ベルリンのスーパーで苦難の末に不味い水を買ってしまった話~

前回の記事ではフランクフルトからケルンへ移動し、ケルン大聖堂を観光した際の出来事について書きました。

【2018春ドイツ卒業旅行】その5~ミッション:ジャーマンレイルパスを手に入れよ&壮観!ケルン大聖堂!~

ケルン大聖堂の素晴らしい光景に圧倒されていましたが、冬のドイツは寒く、体が冷えきりました。

そこで、休憩を兼ねてケルン大聖堂の近くにあるマクドナルドでコーヒーを飲みながら暖を取ることにしました。

今回はそのマクドナルドでの出来事と、その後ケルン中央駅からICEに乗ってベルリンを目指した際の内容を書きたいと思います。

マクドナルドでドイツ語がわからず金髪姉ちゃんと格闘




ケルン大聖堂の南側から階段を降りると、駅前に続くメイン通りの一角にマクドナルドがあります。

ただのマクドナルドですが、ヨーロッパの建物に入っているとなにかすごくオシャレに見えますね 笑

この日のケルンはとても寒かったので、早速店内へと入ります。


店内に入り、まずはコーヒーを頼むためカウンターへ。

誰もいないのでとりあえず「エクスキューズミー!」と叫ぶと、厨房で他のクルーと談笑していた金髪の姉ちゃんがムスッとした表情でやってきました。


日本とは違う接客に多少戸惑いながら、「ワン、コーヒー、プリーズ」と片言の英語で注文します。

すると金髪の姉ちゃんは、「ましふぁjひsふぁj?」(茶髪のイメージです)とよくわからんドイツ語。

なんとなく表情とジェスチャーで伝わっていないことはわかります。


そこで、「コーヒー!」と指で1つとジェスチャーすると

姉ちゃんは、「コーラ、ワン?」と聞いてきます。

いやいや、なんでこんな寒い日にわざわざコーラ飲まないといけないんだよ。


そこで、「ホット、コーヒー、ワン!」とかなりゆっくり話します。

そうすると、金髪姉ちゃんは「だからコーラだろ?」って感じで多少キレ気味で言ってきます。

お前は温かいコーラなんて飲めるのかよと内心思いつつ、こちらも負けじと「だからコーヒーだよ」と言い返します。

金髪姉ちゃんも茶髪もこうなると意地の張り合いです。

何回かコーヒーとコーラのキャッチボールをしてあまりに伝わらないので、少し落ち着いて周りを見回すことにしました。

すると店内にホットコーヒーを飲んでいるおじさんを発見。

そこで、おじさんを指さしながら「ディスワンプリーズ!」と言うと、ようやく通じたようで、「あーカフェーね」みたいなことを言われました。

どうやらドイツ語でコーヒーのことは「カフェー」と言うようです。

また1つ賢くなりました。

これで今後の旅行中はコーヒーは注文できそうです。





5分ほどの格闘を終えて、ようやく温かいコーヒーを飲むことができました。

ようやく休憩できると思い、店内で暖を取りながらのんびりスマホをイジっていました。

しかし突然乞食に話しかけられ、「コーヒーおごってくれよ」みたいなことを言われたので、先程のやり取りで腹が立っていた茶髪は「知らん!あっちいけ!」と日本語で言うとどこかに消えていきました。

そんなやり取りを目の前で観ていたドイツ人JK達に笑われたりと色々ありましたが、体は暖めることができました。

15分ほど休憩して今夜の宿を予約してあるベルリンへ向かうべく、ケルン中央駅へ戻りました。

ケルン中央駅からICE859号でベルリンへ




ケルン中央駅に戻ってコインロッカーに預けた荷物をピックアップし、駅構内でお昼ご飯を買ったりしていると、ちょうど乗る予定のICE859号がホームに入線してくるところでした。

このICE859号は、ケルン中央駅が始発のベルリン中央駅行きです。

移動時間は約4時間半で、イメージとしては東京~博多を新幹線で移動するのと同じ感じでしょうか。

この旅の中でもっとも長い時間の乗車かつ長距離移動です。


そんな長時間の移動なので、なんとしても1等席を死守する必要があります。

ICEは7両や8両編成なのに対して、1等席の車両は1両や2両のことが多く、混雑する区間だと座れないこともあります。

しかし今回は始発駅なので、入線のタイミングで乗車すれば間違いなく座ることができます。

この辺は日本の鉄道で自由席に乗るテクニックと一緒ですね。

どこの国に行っても日本国内で培った乗り鉄テクニックは役に立ちます。





ブレている写真で申し訳ないのですが、ここでジャーマンレイルパスの使い方を少し解説したいと思います。

基本的にDBの列車はICE含めて全部自由席です。

そのため、ジャーマンレイルパスを持っていればどの座席にも座ることができます。

しかし、ICEやICは追加料金を支払うことで指定席にすることも可能です。

もちろん指定席は誰かが予約している席なので、勝手に座ってはいけません。

では、指定席と自由席をどう見分けるのか、それは写真のような荷物棚下の液晶を確かめる方法です。

予約が入っていない席には写真のように"ggf freigeben"と書いてあります。

おそらくドイツ語で「予約入ってないよ」的な意味なのでしょう。

このような表示の席を見つけて座れば問題なしです。

もし予約が入っている場合は、どこの駅~どこの駅までといった表示になっています。

このような席でも、それ以外の区間では自由席扱いですので、路線図とにらめっこしてその区間以外だったら座りましょう。





無事"ggf freigeben"と書いてある席を確保したので、先頭車両の写真を撮りに行きました。

今回の車両はICEの2型です。

ICE1型は14両の固定編成なのに対して、ICE2型は分割できる8両編成だそうです。

ところで連結器カバーの片側だけ赤い帯が入っていないのには何か意味があるのでしょうか…



※動画のため通信量に注意してください


再び座席に戻りしばらくすると、ICE859号はベルリンへ向けてゆっくりと出発しました。

ドイツ版新幹線のICEといえど、ICEの2型は動力車は先頭車両のみなので客レのような動き出し方をします。

だんだんとスピードが上がっていく感じが客レ好きとしてはたまりません。


ケルン中央駅を出発すると、すぐに列車はライン川の橋梁へと差し掛かります。

この橋梁、線路の横には歩道があり徒歩で渡ることができます。

今回の旅行では時間がなくて渡ることができなかったのですが、また機会があれば是非この橋を歩いて渡ってみたいものです。





ICE859号はケルン中央駅を11:48に出発します。

ちょうどお昼頃なので、ケルン中央駅でパンとビールを買って車内で食べることにしました。

ビールはREISSDORF KÖLSCH。ケルンの地ビールです。

たしか値段は1.5ユーロぐらいでした。

濃厚な味でとても美味しかったです。


ところでビールとパンって合うの?と思う人がいるかと思うのですが、ドイツのビールは日本のビールと違って味が濃いので、ものすごくマッチします。

穀物と穀物飲料を食べて飲んで大満足でした 笑









ところでICEには食堂車が連結されています。

食堂車は1等席2等席共に利用可能なのですが、1等席の場合は車掌がオーダーを取りに来て自席まで運んできてくれるサービスがあります。

メニューは写真のようなものがあり、飲み物から軽食まで頼むことができます。

実際に利用する人は少ないのかなーと思っていたのですが、なんと茶髪の座席の周りの人は全員飲み物や軽食を車掌さんに頼んでいました。

むしろ茶髪だけ頼まなくて浮いていたぐらいです 笑

ちょうどお昼ごはんの時間なのもあったのかと思いますが、かなり繁盛しているようです。

日本の新幹線では20年近く前に無くなってしまった食堂車のサービスですが、スピード重視だけではなく旅情を楽しめるようなICEのサービスを見習ってほしいものです。





周りのお食事タイムが終わってしばらくすると車内はまったりムードに。

そんな頃、車掌がカゴを持ちながら車内を歩いてきます。

何か配っているのでなんだろうと思ってもらってみると、それはチョコでした。

ICEの1等席では毎回チョコが配られるので、この後旅行中はリュックの中がチョコまみれになります 笑




※動画のため通信量に注意してください


ドイツ地方の風景を眺めながら、列車はベルリンを目指します。

こんなのどかな風景ですが、時速は200kmを越えています。

ハイテクとローカルの融合が、なんとも工業国のドイツらしいですね。


のんびりとした田舎の風景を楽しみながら、心地よい揺れでだんだんと睡魔が…

その後は寝たり起きたりを繰り返して、気がつけばもう少しでベルリンに到着です。





ケルン中央駅から4時間半ほどでベルリン中央駅に到着です。

ヨーロッパの列車は遅れるイメージがあったのですが、ベルリン到着は10分ほどの遅延で、思ったよりも大きな遅れにならなくて一安心です。


さて、このベルリン中央駅、ものすごく近未来的な構造をしています。

地下に長距離列車用のホームがあり、近郊列車のSバーンや地下鉄のUバーンは地上や2階に走っているのですが…







こんな感じでショッピングモールと、各列車のホームが吹き抜けでつながっているのです。

写真には写っていないのですが、下のフロアから見るとまるで空中をSバーンが走っているように見えます。


ところでここはベルリン。ドイツの首都です。

日本でいうとこの東京駅がこんな構造なんですから、さすがヨーロッパはオシャレだなーと思いました。

ベルリン中央駅からシャルロッテンブルク駅に移動

さて、ベルリン中央駅に着いたはいいものの、この周辺の宿は値段が高いためSバーンで数駅行ったところの宿を予約しました。

そのため地下のホームから地上のSバーンホームへ移動して、乗り換えを行います。


しかしここでちょっとした問題が発生します。

Sバーンのホームに来たはいいものの、どっち方面の列車に乗ればいいかわからないのです。

近くに路線図もないし困ったな…と思っていると、あまりに挙動不審だったのかおばちゃんが話しかけてきました。

何を言ってるかわからなかったのですが、目的地の駅名を連呼していると、指差してココのホームであってる的なことを教えてくれました。

笑顔で「ダンケシェーン!」と言うと、救世主のおばさんは笑顔で下のフロアへと消えていきました。





そんなわけで、おばちゃんのおかげで無事今夜の宿があるシャルロッテンブルク駅に到着しました。





この駅はSバーンの他にもUバーンも並走して走っています。

しかし、Uバーンのほうが途中止まる駅が多いので時間がかかります。

新宿~三鷹の中央線と総武線みたいなものですね。


ところでこの駅、お世辞にも綺麗とはいえません。

というかドイツの駅全般に言えることなのですが、駅のホームや線路がすごく汚いです。

いたるところにゴミだらけ。

先進国なので、そのへんは日本と変わらないのかなーと来る前は思っていたのですが、こんなところでも文化の違いを感じました。





駅から歩くこと5分程で今夜の宿に到着しました。

しかしここは昨日泊まった東急INNのような日本語が通じる宿ではありません。

緊張しながらカウンターに向かうと、パスポートを出すだけであっけなくチェックインが終わりました。

何か翌日の朝食のことや部屋のことを説明してもらいましたが、どこで食べるかぐらいしか理解できませんでした 笑

何はともあれ、無事今夜の部屋までたどり着くことができて一安心です。

晩ごはんと苦難の末に手に入れた不味い水

部屋で少し休憩した後、せっかくなので晩ごはんを食べがてら散歩することにしました。

駅前を散策すること数十分。わかったことがあります。


この街、治安がよくありません。


どうりで他の駅よりも宿の値段が安いわけです。


歩いていると、酔っぱらいやホームレス、ラリっている人などなど…

夜は出歩くのは控えたほうが良さそうです。





薄暗くなってきたので、散歩中に見つけた値段の安いお店で夕食を食べることに。

頼んだのはカリーブルスト。ベルリンでは有名な食べ物で、ソーセージにカレーパウダーとケチャップで味付けしてあるジャンクフードです。

旅の疲れからかそんなにお腹が減っていなかったので、ビールとカリーブルストを食べてお店を後にしました。


晩ごはんを食べ終えて宿に帰ろうと思ったのですが、ベルリンに向かう途中に水を全て飲んでしまったことを思い出しました。

そこでどこかスーパーを探して水を買ってから帰ることにしました。

Googleマップを起動してスーパーと打ち込むと、駅の反対側にLidlというスーパーがあることがわかりました。


早速歩いて向かいますが、日が暮れたせいか変な輩が増殖しています。

線路を越えて反対側にスーパーがあるため、おそらく最も治安が良くないであろうガーター下を通らなければならず、ホームレスの横をものすごくビビりながらなんとかスーパーまでたどりつきました。


無事スーパーまで着いたのもつかの間、今度はLidiが茶髪に牙をむきます。

まず入店すると、なぜかそこには遊園地の入り口にある片側にしか通行できないバーがあります。


何も考えずに入ったせいで、スーパーから出られなくなりました。


「まあ何かしら買えばいっか、どうせ水買いに来たんだしー」と思いながら店内の水売り場を探すことに。

しばらく歩いて水売り場を発見しました。


しかし、何故か特大サイズしか売っていないのです。


できれば持ち歩くので500mLぐらいのサイズがほしかったのですが、どうやらこのスーパーは特大サイズを安い値段で売っているようなお店らしく、小さいサイズがありませんでした。


それに加えて、種類がありすぎてどの水がどんな種類なのかまったくわからないのです。


日本ではあまり見かけませんが、ヨーロッパの飲料水は炭酸水がデフォルトです。

それに加えて、いろはすのような味付きのものまで売っていて種類が豊富です。

茶髪は炭酸水よりも無炭酸で味が何もない水が好きなのですが、ドイツ語が読めるわけでもないのでどれを選べば良いのかまったくわかりません…


もうこうなってくると投げやりになってきます。

眼の前にある水を取ってさっさとレジへ行くことにしました。


そしてレジまでたどり着くと、そこにはまだ試練が。


何故かスーパーのレジにベルトコンベアがあるのです。


えっ…店員さんに手渡しすればいいと思ってたのに…

会計の方法もわからず、だからといって入り口から逆走はできず、逃げ場なし…

レジ前で呆然と立ちつくしていました。

レジの前で直立不動なアジア人とか完全に不審者ですよね 笑


そんな時、茶髪の前に女神が現れました。


綺麗な金髪のお姉さんが、「自分の品物の前と後ろに棒を置いてコンベアーに流すのよ♪」とドイツ語で教えてくれたのです。

もちろんドイツ語は理解していないので、茶髪の勝手な解釈ですが 笑


なるほどね!と思い茶髪も実践。

そしてようやく会計を終えて店の外に出ることができました。


ダンケシェーン!金髪の女神!


しかしまあ、わずか50セントの買い物でこんなに苦労するとは…

何気ない買い物でも外国だとこんなに苦労するというのを思い知った出来事でした。





そして無事宿に帰宅。

写真は苦難の末に手に入れた水です。


もうスーパーまで歩いたり、なんだかんだ色々動き回って喉もカラカラ。

さあ飲むぞ!と思って蓋をあけると


「プシュッ」っといい音。


「まあ最近日本の無炭酸の飲み物でも窒素封入とかしてるもんね…」

と口をペットボトルに近づけると


ほのかなグレープの香り。


まさかな…と思いながらも、ゴクリと飲んでみると…


炭酸入りのグレープ味の水なのでした。


その後、ブルーな気持ちでベットに入り寝ようとすると、窓の外からはラリった人の叫び声とパトカーのサイレン音。

しかもなぜか窓が完全に閉まらず、叫び声とサイレン音のハーモニーに加えて、ベルリンの真冬の寒い空気の中、不味いグレープ味の余韻が口の中に残りながら眠りについたのでした。

まとめと次回予告

今回はケルンからベルリンへ移動した際の出来事について書きました。

ケルンではコーヒーを頼む際に注文が通じなく、金髪姉ちゃんと一悶着ありましたが、無事注文できると共にカフェーというドイツ語を知ることができました。

ケルンからはICE859号に乗ってベルリンへ。

この旅最大の移動でしたが、大きな遅延もなくベルリンに到着することができました。

ベルリンに入った後は、宿のあるシャルロッテンブルク駅へ。

実際に着いてみるとあまり治安の良くないところでしたが、宿の値段が安かったので仕方がありません。

晩ごはんにはカリーブルストを食べ、その後水を買うためにスーパーへ。

わずか50セントの水を買うために一苦労しましたが、その苦労も悲しく、買ったのは激不味い水なのでした。


翌日はジャーマンレイルパスを使わずに、ベルリンの市内交通乗り放題パスを購入してベルリン観光をしました。

次回はそのベルリン観光の前半戦を書こうと思います。


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