JGC修行第2弾 沖縄離島巡り最終回 ~那覇観光後半とラストフライト9レグ目福岡行き~

前回は久米島から那覇へ戻ってくる8レグ目の搭乗記と、那覇観光の前半戦である真珠道散策について書きました。

今回はその続きの那覇観光後半、シュガーローフの丘訪問記と、今回の沖縄修行を締めくくる9レグ目の那覇~福岡便の搭乗記を書いていき、最後に修行の総まとめを書こうと思います。

現在の姿からは想像できない悲しみの丘へ

市立病院前から再びゆいレールに乗車し、次はおもろまちを目指します。



おもろまち駅に到着しました。
駅前はロータリーや商業施設が整備されていて、まだ新しい建物が並んでいました。



この町は若者向けのお店が多いようで、学生たちの遊ぶ場所になっているようです。
ゆいレールのホームにも若者が溢れていました。

さて、今回何故おもろまちに来たかというと、とある丘に行くのが目的だったからです。

おもろまち駅から西の方角を見ると、白い貯水タンクが高台の上にあるのがわかるかと思います。

目指すはその高台です。


ここから少し重い話をしていきたいと思います。

日本人なら知っていて当たり前かもしれませんが、沖縄は日本国内で唯一米軍と旧日本軍が陸地で戦いを行った場所です。

那覇も戦場になっていたのですが、このおもろまち駅付近は激戦が行われた場所なのです。

「シュガーローフの戦い」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

沖縄戦というと、ひめゆり学徒隊などが有名だと思いますが、このシュガーローフの戦いというのはあまり馴染みがない人が多いのではないでしょうか。

簡単にこの戦いの説明をすると、とある丘を占拠するために旧日本軍と米軍が行った血みどろの戦いを指します。

Wikipediaの説明記事には以下のように書いてあります。

日本陸軍の首里防衛線の西端に位置しており、守備隊の独立混成第44旅団配下の部隊が、進撃してきたアメリカ第6海兵師団と激戦を繰り広げた。
日本軍はアメリカ軍が呼んだ、シュガーローフ(Sugarloaf)、ハーフムーン(Half Moon)の2つの丘と、それらの南側(アメリカ軍側から見ると2つの丘の背後)の馬蹄形斜面であるホースシュー(Horseshoe)を巧みに連携させた防御陣地を構築し、アメリカ海兵隊を1週間にわたり撃退しつづけた。シュガーローフの丘は戦闘が行われた1週間で11回も持ち主を変え、ハーフムーンに至ってはアメリカ軍に主導権がわたることは一度もなかった。この戦いで海兵隊側は、2,662名の戦死傷者と、1,289名の戦闘疲労患者を出したとされる。日本側の損害については、この戦闘に限った統計がないため明らかではない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%95%E3%81%AE%E6%88%A6%E3%81%84


このシュガーローフの丘こそが、おもろまちから見える白い貯水タンクのある丘なのです。



駅から西に歩くこと5分ほどで、ジョイフルが見えてきます。
その裏にあるコンクリートで固められている場所がシュガーローフの丘です。



歩道の横には高いコンクリート壁がそびえ立っています。



もう少し歩くと、上へ登るための階段があります。




階段を登ると貯水タンクが見えてきます。



丘の上と到着しました。

貯水タンクの周りは歩道が整備されており、ちょっとした公園のようになっています。



展望台のようなものがあったので登ってみました。





丘周辺には高層マンションや商業施設、ホテルなどが建っていて、とてもここがかつて戦場だったとは思えません。



展望台の下にはシュガーローフの戦いを説明するプレートがあります。

この丘を写したモノクロ写真が載っているのですが、当時この周辺は草むらだけで何もなかったようです。
とても今の風景を見ると信じられませんが、かつてはこの丘に登ればあたり一面を見渡せたのでしょう。

だからこそ、この丘をめぐって激戦が繰り広げられたのでしょうね。


ところで読者の方の中には、何故わざわざ沖縄まで来て、こんな丘を観光しているのだと思う人もいるでしょう。

確かに普通の人なら、国際通りで買い物やら、首里城をしっかり見るなんてプランになると思います。

そういう観光も、もちろんいいと思います。

ただ忘れてはいけないのは、今の沖縄があるのは戦争後焼け野原になった町を復興させた結果ということです。

そういう歴史があったということを机上では学びましたが、
実際に自分の目でも確かめたいと思ったというのが今回シュガーローフの丘を訪れた理由です。


ちょっと話がズレますが、沖縄戦だけに関わらず、いわゆる「負の遺産」を学ぶことは大切だと茶髪は思っています。

茶髪の年齢に近い若者世代は、どこか戦争というとフィクションのような感じがしてしまっているのではないでしょうか。
少なくとも茶髪は、ほんの少し前の日本で起きていた出来事という実感がわかないのです。

少しでも当時どのようなことが起きていたかを理解したいと思って、茶髪は色々な施設や場所を旅先で訪れるようにしています。

日本人として、今の世の中があるのはそういう失敗の歴史の上で成り立っているということを理解することは大切ではないでしょうか。


そんな感じでちょっとお硬い話になってしまいましたが、
沖縄観光はこれにて終了です。




おもろまち駅へと戻り、九州へ帰るため、那覇空港へ戻ります。

ラストフライト 9レグ目 JTA060便

おもろまちからゆいレールに乗ること20分ほどで那覇空港に到着します。

修行の最後は那覇発福岡行きのJTA060便。
18:25に出発し、20:05に到着します。

那覇空港に着いたのは18時ちょっと前。
わりとギリギリの到着です。

少し急ぎ足で保安検査場に向かって愕然。
なんとそこには、今まで見たことのないような長蛇の列が形成されていたのです。

検査場全てがフル稼働しているのにかなりの人数が並んでいたので驚きです。

日曜日の夕方ということで、那覇から各地方に帰る人が多いのかもしれませんね。



その後なんとか検査場を抜けて搭乗口21番に向かいます。

搭乗口付近にも多数の乗客。
おそらくこの便、満席だと思われます。



乗客が多いためか、定刻より5分遅れで扉が閉まり離陸に向けて滑走路に向かいます。
これがこの修業最後の沖縄からの離陸です。

ちなみにこの時、夜のフライトということで機内は真っ暗でした。
写真がノイジーなのは真っ暗な機内からスマホで撮ったからです。ごめんなさい。



離陸してしばらくすると眼下に那覇市内の明かりが見えました。
上空に雲はなく、くっきりと沖縄本島の形が見ることができました。

最後のフライトということで、何か感慨深いものがありました。


沖縄、良いところでした。今度は修行ではなく観光で来ます。


その後飛行機は真っ暗な海の上をひたすら飛び、九州を目指します。

1日の疲れと、真っ暗な機内では眠って下さいと言っているようなもので、
この後福岡上空に戻ってくるまで爆睡しておりました。

福岡の明かりが見えて来て着陸態勢に入った頃、機内にアナウンスが入りました。
内容は、福岡空港の離発着便が混み合っているので、上空で15分ほど待機するとのこと。

以前にも書きましたが、福岡空港は短い滑走路1本をゴリ押しで使っているのでこのようなことが多々あります。

その後福岡空港に着陸。出発時と到着時の遅れをトータルすると20分遅れとなりました。

これにて沖縄離島巡り修行は終了です。


この後、お昼から何も食べておらずかなり空腹だったので、博多駅近くのふきやでお好み焼きをたらふく食べた後、佐賀駅へと向かったのでした。

沖縄離島巡り修行総まとめ

沖縄離島巡り修行と題して8回に渡り記事を書いてきましたが、いかがだったでしょうか。

福岡宮崎の往復修行と比べて色々な場所を巡ったので、ブログを書いている側としては書くことが多くて大変でした 笑

往復修行記だけだとただの飛行機マニアのブログになってしまうので、ちょっとした旅行記を書けて茶髪としては満足しています。


そもそも今回の修行ですが、ウルトラ先得の値段を見ていると1月の福岡~那覇行きの便が1レグ6,900円と格安であったことから企画が始まりました。

JGC修行を回数で行う場合、1レグあたりの単価が抑えられる路線で修行を行うのが一般的です。
茶髪は基本的に福岡~宮崎便を使って修行を行う予定ですが、これ以外に違う路線でも修行を行っていみたいなと思っていました。

そこでせっかく福岡~那覇便が安いので良い機会なので沖縄修行を行ってみることにしました。

よく修行僧がやる方法として、那覇~宮古便をひたすら往復する修行があります。
しかしこれだと福岡~宮崎往復修行のように単調なものになってしまいあまり面白くなさそうです。

そんな時に、なんとなく那覇以外の離島間の格安路線を探していると、RACが運行している石垣~宮古便が安いことに気が付きました。

そこで、色々な離島間を飛んでアイランドホッピング的な修行にしようとしたわけです。

ダイヤを確かめると、ちょうど1日の間に福岡~那覇~宮古~石垣~那覇と回れそうだったので予約を入れ、せっかく那覇まで来たので次の日に隣の久米島にも行くことにして、修行も兼ねて安い便だけ予約を入れて回数修行も行うことにしました。

そんな感じでプランを立てたのが今回の修行です。


実際修行を行ってみた感想としては、色々な景色を見れるので往復修行よりも楽しかったです。

沖縄の海は晴れていると本当に綺麗な色で、それをひたすら機上から眺めながら修行をできるというのが沖縄離島路線の魅力だなと思います。

また、今回は空き時間に観光も行えたのが旅好きな身としてはよかったです。
めったに沖縄の離島なんて行けませんからね、貴重な体験でした。


そんなわけで以上で今回の修行記は終了になります。
これから回数修行を行っていく方の少しでも助けになれば幸いです。

皆さまも往復修行に飽きたらやってみてください、案外楽しかったですよ。


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